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・苦しい思い出 ページ8

語り手・夢主

在る村に、空月Aという少女が居りました。
其の少女は、不思議で、しかし、とても美しい髪と目をしていました。
その時は、それを醜く思う人はまだ居らず、村の皆は少女をとても可愛がって居りました。

ある日、少女の住む村に、引っ越して来る者が居りました。
その家族は、【藤の花】を家紋にして居りました。
その家族の一人娘である、楓という少女は、とても美しく、そして、
恐ろしい少女でした。

そして、引っ越して来たその日、空月Aは、初めて、醜いと、周りに認知されました。
理由、それは簡単で、しかしそうでありながら、複雑なものでした。
楓が、少女に嫉妬したのです。
それはそれは、理不尽な嫉妬でした。
日本人で有りながらその醜い髪と目をもつ少女が、何故村の皆に愛されて居るのか、
…そして、その愛情を自分にだけ向けることはできないのだろうか。

楓は直ぐに行動を起こしました。
楓は私に悪口を言われたと、嘘の情報を流しました。
「あんな醜い姿をしているから私に嫉妬したんだわ」
と、もう一つの(真実)と一緒に。

村の皆は流れてきた情報に、騙されてしまいました。
それからは、もうひどいものでした。
日に日に、少女への虐めはもう、取り返しのつかない物となり、
流れる噂は、私が絶対にやらないことでした。
例えば、そう、「毒を盛られた」「腕を、包丁で切られた」など、

しかし、そんな噂を信じず、私を信じてくれた人たちが居ました。
母親と父親でした。
とても嬉しかった。嬉しかった、のに、二人は、私を追い出したのです。

追い出され、途方に暮れていたとき、育てが私を拾ってくださいました。
でも、その人は、とても厳しく…いや、残酷でした。
何故この人が鬼殺隊に入れたのか、不思議で仕方ありません。
失敗すれば、私を傷つけ、成功しても、誉めてくれず、呼吸も体に合わず、
一刻も早くここから離れるため、
私は直ぐに呼吸を作り(覚え)、最終選別へと行きました。

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るりな - 花猫さんが復帰することを待っています! (2021年5月18日 23時) (レス) id: e14f7622ef (このIDを非表示/違反報告)
花猫(プロフ) - 星猫さん» 消せました。これ知らなかったので…ごめんなさい (2021年3月19日 19時) (レス) id: d78b16f3d6 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - いえ、この作品は貴女のですから、パスワードを知ってますよね;;? (2021年3月19日 18時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
花猫(プロフ) - 星猫さん» アニメは…少しはみていたかな、位です。そしてこちらからはコメントを貴方のコメントを消せないので星猫さんで消してください。お願いします (2021年3月19日 18時) (レス) id: d78b16f3d6 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - アニメのnarutoは見ていますか? (2021年3月19日 18時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花猫 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs rene1  
作成日時:2020年11月15日 16時

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