・悪夢 ページ11
夢主目線
それは、突然の指令だった
『え…？』
私は、大好きな甘味も落とすくらい、驚き、恐怖した。
その、指令の内容は、…私の生まれ育った町の近くに、鬼が出るということだった。
そして私は、そこへ行かねばならない。
嫌だ、嫌だ、嫌だ…！
怖い、怖い、鬼なんて非にならない位怖い。
なんで、私だけなら、まだよかった…のに、なんで、連翹まで…
私と関わったら傷ついてしまう！
そんな私の胸中を、知ってか知らずか、彼女は自分の元にやって来た。
そして、笑顔でこう言うのだ
連「一緒に行こう！」
と、
嗚呼、この笑顔は、なんとしても守り抜く。あの悪女から。
…ついた。藤の花の家は…
連「あ！こっちにあったよー！」
『あ、あぁ。ありがとう連翹』
連「…ねえ、Aちゃん、無理してない？なんか体調悪そうだけど…」
『い、いや、大丈夫だよ』
嘘だ。本当は、大丈夫なんかじゃない。
ひそひそと聞こえてくる言葉の全てが、もう、私にとっては、血鬼術の毒よりも何よりも強い毒となる。
あぁ。ほら、また。
「ねぇ、あの髪の色…」「え…、なんでよ、死んだんじゃなかったの？」「また、あの子を泣かせに来たんだわ」
髪の色がなんだ。死んでなくて何が悪い。またってなんだ。私は、私は、あの子を泣かせるようなことはしていない。
あぁ、もう、悪夢だ…！
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るりな - 花猫さんが復帰することを待っています！ (2021年5月18日 23時) (
レス) id: e14f7622ef (このIDを非表示/違反報告)
花猫(プロフ) - 星猫さん» 消せました。これ知らなかったので…ごめんなさい (2021年3月19日 19時) (レス) id: d78b16f3d6 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - いえ、この作品は貴女のですから、パスワードを知ってますよね；；？ (2021年3月19日 18時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
花猫(プロフ) - 星猫さん» アニメは…少しはみていたかな、位です。そしてこちらからはコメントを貴方のコメントを消せないので星猫さんで消してください。お願いします (2021年3月19日 18時) (レス) id: d78b16f3d6 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - アニメのnarutoは見ていますか？ (2021年3月19日 18時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花猫 | 作者ホームページ：nhatev-hdfs rene1
作成日時：2020年11月15日 16時
