検索窓
今日:1 hit、昨日:6 hit、合計:14,041 hit

ただの知り合い3 ページ14

.



「お?こはくちゃん随分ご機嫌だなァ?なんかイイことあったんか?」

「それ自分も思ってたっす、最近明るいっすよね〜」



新曲が出て次のライブでも披露するため練習をしている中、ほかのメンバーに指摘されてしまった。
表に出てしまってたなんて、らしくない。

HiMERUは自分知ってますよ風な雰囲気を出しながら優しくこはくを見つめていた。



「友人とスイーツ食べ放題行く約束したんや」

「スイーツ!?自分もお供させてくださいっす!!」

「椎名。スイーツだけじゃお腹いっぱいにならないですよ」

「ニキと行けば元取れるっしょ!」



わいのわいの話してるうちにどんどん話題がズレていく
危なかった、友人とは言ったものの嘘はついていない。
HiMERUを見れば、後で話が。と小声で言われた。

……うぅ〜説教されるんかな、



「とりあえず1回通して終りにすっか〜、そしたら飯だニキ!」

「もう腹ぺこっすよ〜!!」



__



「桜河」

「なんやHiMERUはん」

「食べ放題もいいですが、これを」

「これは!ええんか!」

「はい。どうせHiMERUは使わないので。…バレないように気をつけてくださいね。」

「おおにきHiMERUはん!」



その後HiMERUに渡されたのは
2人分の水族館チケットだった。

これじゃまるで本当にデート…!と心を弾ませるこはく
HiMERUは弟を見る眼差しでこはくを見つめていた。

ただの知り合い4→←ただの知り合い2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
81人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:はなちゃ | 作成日時:2021年6月26日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。