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拾参章 ページ17
飛竜「ははっ...気が変わりました。」
主様「...本当に?」
飛竜「えぇ...私は貴方の様な存在を...心で密かに求めていたんでしょうね...。」
シュゥ...
言霊が消える。
解放される。
主様の顔を、目を見つめる。
目を見て、微笑む。
飛竜「多大の迷惑をかけ、申し訳ありません。これからは貴方を守る者となりましょう。」
人間は、嫌いだ。
だが、この方は違った。
ちゃんと、優しい方だった。
主様「っ...!!嬉しい、嬉しいわ!!良い主になるから...!!」
飛竜「もう十分な位ですよ。...長曽我部様には負けますが。」
主様「は、ははは...これから頑張らないと...。」
長曽我部様を越えたら、もうおかしい領域です。
嗚呼、一期一振が笑っている。
飛竜「一期一振よ。」
一期「は、はい。」
飛竜「...助かりました。貴方のおかげです。ありがとう。」
一期「!!...はい!」
彼の事は嫌いだった。
だが、彼がいなければこんな風にはならなかった。
これから、少しずつ努力しよう。
彼といてもつらくならないように。
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作者名:蛙傘 | 作成日時:2016年2月21日 11時