[HQ]守護者

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男子「堕ちた強豪、飛べない烏。」

(うわぁ皆目が怖い。)

そりゃぁそうか。貶されてるってことだしね。

というかそれもそれでちょっとカッコいいのがすごいな。

俺の中の中学二年生が暴れちゃうかも、なんてね。

というか色々見られてるなぁ...まぁこんな真っ黒な集団目立つか。

え、目立つ？やだなぁ。

「...。」ｽｽ...

月島「...さりげなく僕を盾にするのやめてくれます？」

「いや、盾にしてるわけでは...いやほら...人混み苦手っていうか？その、まぁ俺が目立つとかあり得ないけど...。」

月島「じゃあ最前列でも大丈夫ですね。」ｽﾞｲ

「スミマセン」

そういや盾、盾ね。

月島くんは身長高いし手足長いし、うちのチームの鉄壁要員かもね。

鉄壁といえば...

「伊達工業...。」

タイミングよく目の前に現れたなぁ。

旭先輩指差しされてるけど大丈夫かな...

指差し確認、ヨシ！...

(珍しい。)

目逸らさないな。

なんだ、旭先輩突然男前に...

菅原「いやーちょっとびっくりしたなー。」

「旭先輩が目を逸らさないなんて、」

東峰「きっ、緊張したっ...。」

「ダメかぁ。」

西谷「なんでコートの外だとそんなに弱いんですか。」

田中「ノヤっさんオブラート！！」

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