中3の頃の初登校 ページ1
それは、自分ですら知らない自分だった。
中学三年、もうすぐ春が終わってあったかくなってきた頃。
初めて見た。
知らなかったことに悔やむほどだった。
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新学期始まってしばらくしたし、そろそろ学校行ってみよっかなー。
とか思って学校に行った。
クラスは同じになった友人から聞いた。
そいつはよくクラスで1番に来るやつだったし、久しぶりに会うからたくさん話したいこともあって、早く家を出た。
家の前にあるちょっと大きめの川に沿って歩いて、川を渡る橋が見えたところで、見つけた。
同じ中学の制服。
川に向かってしゃがんでた。
だからか分からないけど、小柄に見えたから一年だと思った。
まだ衣替えの期間になってないけど、夏服で、横に置いてある鞄に学ランの上着をかけてた。
何をしてるのかと思ったら、スマホを横にしてかまってた。
指を動かしてたから、多分ノベルゲームかリズムゲーム。
別に何とも思わなかった。
強いて言うなら、何のゲームしてんだろーなって思った。
リズムゲームは結構よくプレイするから。
7:33。学校に着いた。
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作者名:はなむ | 作成日時:2020年5月24日 20時