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少し早歩きな勝利の後ろを必死について行く。






すると、そんな私の様子に気がついた勝利の歩むスピードが落ちた。





勝「ごめん、聡といる時の気分で歩いてた。」







A、歩くの遅いからね(笑)




そう言って、私の歩くスピードに合わせて歩いてくれた。






購買までの間たわいもない話をする。





『勝利がお昼ないの珍しいね?』





勝「ん〜、昨日お弁当いるって言ってなかったから作ってなかったみたい。

Aと話してたら言うの忘れてた(笑)」





『え、ごめん!』





勝「いいよ、たまにはね?」




久しぶりに食べたかったし。




と私が気にしないように一言付け加える勝利の優しさ。





なんてものを感じていると購買についた。







『うわあ.. 相変わらずすごい人..』






目の前にはたくさんの学生が群がっていた。







勝「ん、ここで待ってて。
行ってくる。」





人の多さに唖然としてる私を他所に、勝利はその人混みに突っ込んで行った。








そして数分後。









勝「お待たせ。これあげる。」






そう言って、自分のお昼ご飯とは別に持っていたイチゴミルクを私に手渡した。





『いいの?』





勝「いいよ(笑)
今更遠慮するところじゃないでしょ。

ついて来てくれたお礼。」





にしても、ほんとそれ好きだよな〜〜
オレは甘くて飲めないわ。






と喜ぶ私を見て笑った。







『どこで食べるの?』





またどこかへ向かって歩き出す勝利に向かって問いかける。





勝「ん〜、屋上。」







『寒そう(笑)』






勝「あーそっかー、じゃあどうする?」




教室だとなんか言われるかもね。







勝利の問いかけにそう答えていると、後ろから声をかけられた。





「あれ?2人一緒だったんだ!」







なんだそうだったんだー!





とニコニコと笑うのはクラスメイトの聡ちゃんだった。

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ミナ(プロフ) - 衣月さん» 衣月さんありがとうございます!あなキョリも読んでくださったんですね..!自分で気に入ったシーンでも読者の方にはどう思われてるのかなかなかわからない物なのでそう言っていただき頑張ろうと思えます!これからも頑張っていきますね^^ (2018年8月1日 23時) (レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - 松さん» まどれーぬちゃん!こちらこそいつもありがとうね!また頑張った書き出します!! (2018年8月1日 23時) (レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
衣月(プロフ) - あなキョリから読んでで好きなお話だなーって思ったらミナさんの作品で…私の好きなタイプの小説なのでこれからも更新待ってます! (2018年8月1日 21時) (レス) id: 393bdf7cd9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ミナちゃん!まどれーぬだよう!いつも面白い作品ありがとう!! (2018年5月2日 20時) (レス) id: dafbf859af (このIDを非表示/違反報告)
Haru - そうなんですか。これからも更新待ってます! (2018年4月25日 19時) (レス) id: 5b8982f61f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミナ | 作成日時:2018年4月19日 23時

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