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聡「..ちゃん! Aちゃん!」
『えっ、あ。なに?』
聡「ぼーっとしすぎだよ(笑)
もうすぐ、昼休み終わっちゃうよ?食べないの?それ」
そう言ってメロンパンを指さす聡ちゃん。
『ほんとだ。次の先生、ぴったりに来るもんね!あ、勝利その卵焼きちょーだい!』
勝「これ?はい。」
『やっぱり美味しい〜!!』
聡「だからか(笑) 勝利が、卵焼き残してたの。普段ならすぐ食べるのに」
勝「絶対、食べたいって後から言うからねこの人。残しておく方が自分のためだから(笑)」
『え、だってめっちゃ美味しいよ?聡ちゃんも食べたら!?』
聡「また今度もらうね?じゃなきゃ勝利の食べるもの無くなっちゃう(笑)」
なんて笑いながら私たちはお昼を楽しんだ。
それからというもの。
途絶えない私とふーまくんのLINE。
ポンポンってお互いが暇でLINEが続くと、突然電話がかかってくるような時も。
〜♪
ほら。
『はい。』
風「A?」
『違います』
風「違うわきゃねぇだろ(笑) 俺はAにかけてんの(笑)」
『じゃあ、わざわざ疑問形で聞かないでくれます?(笑)』
風「あーもう、わかったよ(笑)」
『それよりかなんでまた、電話なの?』
風「お互い暇して同じ時間にLINEうってんの、バカみてぇじゃない?」
『まぁ確かに。』
風「だろ、電話の方が楽」
『じゃあLINEの続きね?花火なんて行かない』
そう。
さっきまで私はふーまくんに花火見に行こうってLINEでしつこく誘われていた。
風「は〜?行くやついねぇんだろどうせ」
『どうせってなに!?
いるから毎年一緒に行ってる人!』
まぁ今年も、部活だろうから観れるのは終盤の花火だけだけど。
風「なに、彼氏?」
『ふーまくんに関係ない』
ここで"彼氏だよ。"って言えない現実が悲しい。
風「彼氏じゃないなら別にいいじゃん」
『そういうところ律儀なのね(笑)』
風「男持ちの女に手出すほど根性腐ってない。そういう奴もいるんだろうけど」
行こうよ。お願い。
いつも、私が行きたい!行こうよ!と言わなきゃ首を縦に振らない勝利とは反対に私と行きたいって口にしてくれるふーまくん。
その姿が普段の私と重なって見えてきて..
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ミナ(プロフ) - 衣月さん» 衣月さんありがとうございます!あなキョリも読んでくださったんですね..!自分で気に入ったシーンでも読者の方にはどう思われてるのかなかなかわからない物なのでそう言っていただき頑張ろうと思えます!これからも頑張っていきますね^^ (2018年8月1日 23時) (レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - 松さん» まどれーぬちゃん!こちらこそいつもありがとうね!また頑張った書き出します!! (2018年8月1日 23時) (レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
衣月(プロフ) - あなキョリから読んでで好きなお話だなーって思ったらミナさんの作品で…私の好きなタイプの小説なのでこれからも更新待ってます! (2018年8月1日 21時) (レス) id: 393bdf7cd9 (このIDを非表示/違反報告)
松(プロフ) - ミナちゃん!まどれーぬだよう!いつも面白い作品ありがとう!! (2018年5月2日 20時) (レス) id: dafbf859af (このIDを非表示/違反報告)
Haru - そうなんですか。これからも更新待ってます! (2018年4月25日 19時) (レス) id: 5b8982f61f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミナ | 作成日時:2018年4月19日 23時