【文豪ストレイドッグス】霊感・霊力チートな虎少女【敦君成り代わり転生】

第３話 ページ4

太「お茶漬け三十杯と珈琲一杯」

国「貴様…！」

『無理です。いくら一週間位食べてないからってそんなに食べれません！…えーと、三杯にして下さい…』

僕、よく生きて来れたなー…

太「A君…もっと食べても良いのだよ…？」

『い、いえ…只でさえ迷惑を掛けているのにご飯まで奢って貰う事になったので…と云うか本当に三十杯奢らせるつもりだったんですか！？』

そして僕が女だと云うのは何時云えば…

席に着いて五分位で運ばれて来た
え、こんなに早いの？って美味しそう…

『い、頂きます！』ｷﾗｷﾗ

梅干しと鶏肉の茶漬け、鮭としらす干しの茶漬け、豆腐とキムチの茶漬け...この三種類だけでも茶漬けに無限の可能性を垣間見た←

国「おい太宰、早く仕事に戻るぞ。仕事中に突然「良い川だね」とか云いながら川に飛び込む奴がいるか。お陰で見ろ、予定が大幅に遅れてしまった」

太「国木田君は手帳が好きだねぇ」

バンッと国木田さんが机を叩くので少しだけビクッと動いてしまった...が茶漬けが美味しいので知らない振りをする

国「これは予定表では無い！理想だ！我が人生の道標だ、そしてこれには〈仕事の相方が自|殺嗜好〉とは書いていない」

そんなん書いてあったらホラーだわ

『ぬんむいえおんむぐ？(その手帳には何が？)』

ちょっと自分でも何云ってるか判んなかったわ

国「五月蠅い。出費計画の頁にも〈俺の金で小僧が茶漬けを食う〉とは書かれていない」

通...じた...だと！？

そして矢張り男だと勘違いされているんですね。何すか、もう泣いて良いですか、もういっそ男として生きようか...と云う事は置いていて

『んぐむぬ？(予定は？)』

国「だから仕事だ！俺と太宰は軍警察の依頼で猛獣退治を＿」

太「君達何で会話出来てるの？」

国木田さんが解読したからじゃないですかね？ｼﾚｯ

『御馳走様でした！...あの...本当に助かりました。孤児院を追い出されヨコハマに出てから食べるものも寝る処も無く...あわや斃死するかと』

若しくは憑き殺されるかと...塩持ってて良かった

太「ふぅん。君、施設の出かい？」

『出と云うよりは...追い出された？ですかね...？経済不振だとか事業縮小だとか、気味が悪いとかで』

太「気味が悪い？」

気味が悪い...か。うぅん、説明難しいので太宰さんの質問はスルーの方向で

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