【ハイキュー!!】最近、ストーカーに追われます。【金田一勇太郎】

ストーカー気質 27 ページ29

貴方視線


貴方「…は、私今日、日直だったのですか、先生」

岩泉「先生じゃねぇよ、手ェ動かせ」

只今、岩泉と日誌なうです、はい。

そして担任に仕事をしてない分の反省文の用紙(計3枚)まで押し付けられた、ふざけんな。

岩泉が日誌を書いている横で、反省文の用紙に落書きをし続ける私は偶々外を見ていると、

貴方「…あ、バレー部…」

岩泉「あ？…あぁ、外周な」

バレー部、という単語に引っ掛かったのか、私同様、窓を覗く岩泉。

私も改めて下を見ると、今走り終えたのか、見慣れた男子バレー部の部員が歩いて呼吸を落ち着かせていた。

下を見るうちに、不意に花巻と目が合ったような気がした。

貴方「…あ、花巻が手、降ってる…え？誰に？」

岩泉「いや、お前だろ」

貴方「え、岩泉じゃないの？」

顔を見合わせたが、よく分からないので二人で手を降る。

それに気づいたのか、他のバレー部員もぞろぞろと集まってきていた。

貴方「まるで鯉の群れだね」

岩泉「止めろ、あれでもチームメイトだ」

貴方「あら、かっこいい」

私は手を降るのをやめ、手元の反省文に視線を移した。

手元にある反省文は既に沢山の落書きで埋まっている。


貴方「…はぁ、これどうしよ…」

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