【ハイキュー!!】最近、ストーカーに追われます。【金田一勇太郎】

ストーカー気質 15 ページ17

金田一視線


あれから、

及川先輩は岩泉先輩に引きずられて姿を消した中←

何時もの練習メニューをこなし、コーチの合図で部活終了の声がかかった。

俺ら１年は道具の片付けを終えるとさぞろぞろと更衣室に向かう。

練習の内容を話す奴もいれば、先輩達の愚痴や噂話等々、持ち寄った各自様々な話を思い思いに口に出していた。

俺もその一人な訳で。

金田一「うわ、暗いな…」

国見「冬場だしな」

外の方を見て、そろそろ冬服出さないとー、とか言ってる国見に同意しながら更衣室のドアを開く。

室内は、着替えている部員でごった返していたが、いつもの事なので、スイスイと奥へと進む。

開けっ放しにしてるロッカーの奥に手を伸ばし、タオルを取り出す。

国見「ん、そういや…数学のプリントって明日までだったよな」

金田一「あれ、明後日までじゃねーの？」

国見「いや、知らねーし」

横でジャージのファスナーに手をかけている国見に話してると


「…あ、お前知ってる？三年の永原先輩、今誰とも付き合ってないらしいぜ」

後ろの方で着替えている部員の声が耳に入る。

「マジか、俺アタックしちゃおうかなぁ…」

「ははっ、お前こそマジかよw」

「マジマジ〜」

金田一「(…今日、話しかけられたけど…やっぱ不思議な先輩だよな…それに綺麗だった)」

今日の出来事を思い出して顔を緩めていると


「え？でもよ、今でも及川先輩と付き合ってんじゃないのか？」


…待て、今、とんでもない様な事を聞いたような気がする。

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