【ハイキュー!!】最近、ストーカーに追われます。【金田一勇太郎】

ストーカー気質 12 ページ14

貴方視線


貴方「ふんっ、ふふーん♪」

放課後、仲が良い女バレの主将である友人を待つため、教室に一人で残っていた。

そして、朝の出来事を思い出して、顔がにやける。

あー、ホントに可愛い。

着ているブレザーに顔を埋める。

貴方「あーもー！金田一君来てくんないかなぁ…」


「…何言ってんの、変態」

貴方「あっ、三樹!!」

三樹「…アンタの性格は治らんもんかね…」

そう言って、私の前の席(及川君の席)に座る唯一私の性格を知っている三樹。

そして、

貴方「あ、どうよ、岩泉とは」

三樹「はっ!?ちょっ、聞いてよ!!今日もヤバイぐらいカッコいいのよ!!」

貴方「お前も同類だろうが」

三樹「一緒にすんな、ストーカー」

私には及ばないけど、男バレの岩泉に恋してる三樹。

私と同じくらいの背丈で、ショートカットの三樹は、スポーツ系の部活をしている男子から好評な女子。

金田一君を目当てに体育館に足を運んでいた際に、親しくなった友人、話していると意外に気が合い、一致団結した。

三樹「あ、そういや朝アンタの教室に金田一君いなかったっけ？」

貴方「そう！そうなんだよ!!」

三樹「変態スキルが上がった？」

貴方「そ…って変態スキルってなによ!?」

毎回繰り広げるコントみたいな会話は、夕日が沈むまで行われるのだった。

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