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your side
もう9月だというのにジリジリと暑い日差しが肌を焦がす。
今日は私が新しい学校に転校する日。
16の春、つまり今年の春、ある事がきっかけで家を出た。
これから忙しい毎日だと思うけど、それ以上に新しい毎日への希望と....
.
それよりも大きい不安に押しつぶされそうです！！！！
うわぁぁぁあぁぁぁ重いよぉ怖いよぉ
ぺしょんぺしょんになっちゃう
ぬか漬けの気分です
だって見て？これ
目の前には不良さん方がいっぱい歩いてらっしゃるのね？
もうまあガッチンガッチンに頭固めちゃったりとか銀髪とかギラッギラ光ってるわけ。
そんな若いうちから髪の毛で遊んでだいじょぶ？ハゲない？
まぁ髪染めてる私が言えたこっちゃないんですけども
あれまって私髪染めてるけど禿げる？
ヅラにしよそしたら
うん
それもイケてる
暑いとき取り外しできるし
そうそう話を戻しますと、その不良さん方はある門の前に来るとすいーっとそこに入ってくわけですよ。
もちろんそこには学校があるわけでして。
てか朝からちゃんと学校行く不良って不良なの？
真面目すぎない？
あ、けじめつけるタイプ？
ドラマとかで「おいてめぇ、けじめつけてやんよ」って言ってるやつ？
また話逸れちゃった。
それで、門には達筆な字で軟葉高校と書いてあるのよね
.
んん？
あれ？
おぉっと？
私の転校先は
軟葉高校、だったっけ...？
まてまてまてまて、見間違いということもある。
斬葉高校とかかもしれない。
強そうだし。
うむうむ。
もう一回ちゃんと読もう。
.
なん、よう、こう、こう
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作者名：日向夏 | 作成日時：2020年8月12日 20時
