涙の雫【ＫＺ】

ＫＺの提案　彩side ページ2

今日は、ＫＺの集合。

久しぶりだったので、嬉しかった。

なんだろう。依頼が来たのかなあ。

ないよね。

教養会議？かも。

そうだ、間違いないっ！









これから、悲しい出来事が起こるなんてーー。





　 考えもしなかった。



集合にて

なんなんだろう？

皆は来ていて、私は最後だった(T_T)

皆、思いつめた表情だった。

はて？

若「俺から、提案がある。」

ドキドキ。

若「ＫＺを、解散しようと思う。」

…っっっ！！！

なんで！？

若「解散承認のもの、挙手を。」

すると、ズラァっと手が上がる。

嘘…！

彩「なんで！？理由は、なに？私がいけないの？なら、もっと頑張るから…解散させないで…お願い…。」

半ば、泣きながら言った。

そんな…ショックだよ、唐突だよ。

若武は、顔をゆがめながらも、私の質問に答える。

若「それは…もう我慢ができないんだ、協定に。」

協定…？

若「アーヤが作った協定。俺たち、アーヤのために我慢してきたんだぜ。もう、皆限界だよ。だから…解散させたいんだ。」

私の…せい？

彩「なら、それならっ！何でもする…から、協定も壊すから、ＫＺを…解散させないで！」

若「そ。アーヤ、協定を壊すんだな？」

う‥ん。

若「それじゃあ、これからも、ＫＺを存続させることにする。」

彩「私、帰る。ちょっと、ショックが大きすぎた。」

そう言い、私はカフェテリアを出る。

みんな、ごめんね。

でも、想像するのは、もっと悪いこと。

ＫＺの皆が友情より、









恋愛を優先するんじゃないかってこと…。

私の望んでる、









ＫＺじゃないってこと。

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