68 春の悩み ページ24
貴方side
今日は特にすることもないので、五虎退の虎ちゃんを愛でながらのんびりしていた
生暖かい風が気持ちいい〜
兄上は出陣で今いないし、暇だなぁ〜
そんなことを思いながらお茶を啜った
五「すみません…虎くん寝ちゃダメ〜!」
貴『あははっ!いいのいいの、気持ちよさそうにしてるし、可愛いからそのままでいいよ笑』
平「Aさん!見てくださいこのお花!!」
前「とても綺麗ですよね!!思わず摘んできてしまいました!」
貴『ほんとだ!!確か菖蒲だったっけ?後で生け花に使おっかな〜…枯れちゃわないように花瓶につけておいて欲しいな?』
秋「Aさん〜!!鯰尾兄さんがまた馬糞投げてきます〜;−;」
貴『よしよし、鯰尾くん!弟に馬糞投げないで!!』
鯰「え〜?ダメなの?」
貴『ダメでしょ?!秋田くん、お風呂入ってきな??』
骨「すまない…俺は一応とめたんだが言うことを聞かなかった…」
貴『骨喰ありがとう…汗』
こんな感じで、非番の時も何かとわちゃわちゃしています
でもそれはそれで楽しいからいいんだけどね
厚「なぁ、薬研と婚約しないのか?」
…え??この子今なんて言った??
貴『ごめん厚くん、婚約って言葉聞こえたんだけど、あれ?私の耳がおかしくなったのかな』
厚「安心しろ、そう言っている」
秋「婚約したらどうなるんですか?」
鯰「家族になるんだよ?俺達、」
後「俺らの義姉ってことになるのか??」
五「義姉さん…ということですか??」
貴『え?!あ、いやいやいやだってその…!!えと、…あ!!兄上帰ってきた!!兄上で迎えてくるねー!』
私は逃げるようにその場を去った
って言うか厚くんあの子たちの前でなんてこと言ってるのー!
貴『あ!!兄上!!おかえりなさい!!薩摩芋あるよ!!はいどうぞ!!あ、芋けんぴの方が良かったかな??でもやっぱり薩摩芋だよね!!はいどうぞ!!』
陸「A、出迎えてくれるんは嬉しいんじゃが、帰ってきてそうそう芋食べる気にはならんぜよ…汗」
落ち着いてと言わんばかりに私の頭を撫でる兄上
やっぱり、婚約って言葉でこうなるのは私だけ…?
貴『はぁ…』
私は深いため息をついた
そもそも、刀どうしで婚約できるのかって思うし、薬研くんもそう考えてるって限らないし…
乱「大丈夫?A」
貴『乱ちゃん!?…うん、ちょっとね…』
乱「厚があんなこと言ったから…不安にさせちゃったよね、ごめんね?」
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ミミ(プロフ) - お話できたら嬉しいです! (2021年10月3日 12時) (レス) id: 3c71f1d526 (このIDを非表示/違反報告)
琉兎(プロフ) - ミミさん» お久しぶりです!!覚えてますよー! (2021年3月9日 0時) (レス) id: 5eedcd9e1c (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - 懐かしいですね〜覚えてますか? (2021年3月9日 0時) (レス) id: 02e747571d (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - お久しぶりです!ボードに久々に寄ったので見てほしいです! (2021年1月28日 16時) (レス) id: 02e747571d (このIDを非表示/違反報告)
琉兎(プロフ) - 咲夜さん» 本当ですか?!?!ありがとうございます!!!亀更新で申し訳ないです… (2020年12月29日 0時) (レス) id: 20f681a483 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琉兎 | 作成日時:2019年3月2日 14時