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可愛い
倫也side
ふぅ…、俺言っちゃったな。Aちゃんの心を奪うって。
その時のAちゃん、リンゴみたいにほっぺが真っ赤だったの。可愛いな…なんて。もしかしてこういうこと言われるの初めてだったりして。いや、むしろあんなに可愛いのに言われないわけが無い。ナンパとかされてそう。
あの日以来、会う時にAちゃんはほとんど目を合わせてくれない。
｢なっ、なんですか…？｣
うん、すごく照れてるね。
『うん？Aちゃんってほんと可愛いな…って。』
｢…かっ、からかわないでください！｣
からかってるわけじゃないんだけどねえ。
｢うぅ…絶対に捕まえてやる(小声)｣
うん、めちゃくちゃ聞こえてるからね？んふふ、でも君には僕を捕まえることなんて出来ないよ。
｢…あの、なんでほぼ毎日来るんです？｣
『Aちゃんに会いたいからかな。』
｢なんで泥棒がわざわざ交番まで来るんですか？｣
『ははっ、まぁまぁ…、いいじゃない！今泥棒してないからさっ。』
Aちゃんはほっぺを膨らましたまま僕を睨んできた。あ、怒ってるね。
可愛いかったから膨らましていたほっぺをつついた。
｢ちょっ、ちょっと何するんですか！｣
小池｢え、なになに？何イチャイチャしてんの？｣
あ、やべ。邪魔な奴が来た。でも、顔はバレてないからいいか。
｢イチャイチャしてないです。あっ、小池さんこの人が泥『はい、ストップ。』
Aちゃんのほっぺを掴み、はぁ…、危なかった。
｢いたいでふ、はなひてくらさい｣
ははっ、全然喋れてないよ。
『あっ、ごめんごめん。笑』
小池｢あっ、ちょっと俺野暮用思い出したから行ってくるわ。｣
ふぅ…、やっと居なくなってくれた。
『ね、さっき泥棒って言おうとしてたでしょ？』
｢そりゃ…、言うに決まってるじゃないですか！｣
『ふ〜ん、あっ、でも泥棒といるのがバレたらまずいんじゃない？ねぇ？』
彼女は黙り込み、してやったり。
さあ、どうやって君を落とそうかね。
NEXT…
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あやたか - カッコよすぎます！更新楽しみにしております！！ (2019年11月4日 9時) (
レス) id: b41f399045 (このIDを非表示/違反報告)
。 - オリジナルフラグを外しましょう (2019年11月3日 21時) (レス) id: b6262af8c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜摘 | 作成日時：2019年11月3日 14時
