ポイズン ページ23
痛む身体に鞭を打って
先輩達に押し付けられた仕事を終える
お茶がはいったボトルを置いている木の下に行くと
『・・・・クローバー先輩？』
「あ・・これ、君のか？」
クローバー先輩が僕のボトルを持っていた
それにしても、なんでこんなところに
副寮長がいるんだろう
『あ、はい，そうです
・・えっと，なにか？』
「ああ、ごめんな，たまたま通りかかったら
ボトルが倒れて中身が出てしまっていたから
直していたんだ」
そうか、だからボトルを持っていたのか
『それは・・ありがとうございました』
「これ・・自分でブレンドしたのか？
売り物ではない匂いがする」
すごいな、そんなことまで分かるんだ
・・・？でもなんか、違和感が？
『あ，はい、そうです
結構気に入っているんですよね』
「すごいな・・自分でブレンドできるのか
あ、今仕事終えて帰ってきたんだろ？
注いでやるよ」
優しいな
こんなことまでしてくれるなんて
『あ、ありがとうございます』
クローバー先輩は僕にお茶を入れてくれた
僕のお茶のボトルはカップ付きだから
カップを用意する必要がない
「いい香りだ・・はい、どうぞ」
『ありがとうございま・・え？』
クローバー先輩はカップに小瓶に入っている液体を
僕の目の前で入れた
「さあ、飲んで？」
『な、にを入れたんですか・・！？』
「・・ほら！飲めよ！！！！！」
クローバー先輩・・じゃない！！
そこには、クローバー先輩はいなくて
まったく違う人がいた
変身していたのか・・・・！！
そうか、だからクローバー先輩と違うところがあって
違和感を感じたのか
その人は僕を押し倒して
お茶を無理矢理飲ませようとしてきた
こんな、めちゃくちゃな毒の飲ませ方あるか・・！
僕は必死に唇を噛んで、飲まないようにした
「口開けろよ！！」
『んーー！！んん！・・ウ"ッ・・・・！！』
先輩は口をこじ開けようとしたが
僕が頑なに拒んでいて開けれないので
頭を殴ってきた
ゲンコツをされる度に唇に痛みが走る
手で抵抗するも、魔法で後ろ手に縛られてしまう
『んんーー！！うぁ・・！！』
ついにその人の指が口の中に入ってしまった
まずい・・・・！！
「なにやってんすか！？先輩！！」
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あんぱん - 面白かったです！！ 更新待ってます (9月3日 15時) (
レス) @page34 id: f2f05df21c (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく - 続き読みたいです！楽しみにして気長に待ってます！ (2022年1月4日 21時) (レス) @page34 id: 0ca9cb251a (このIDを非表示/違反報告)
真歩(プロフ) - 続きが気になります！待ってます！ (2021年11月11日 7時) (レス) @page34 id: dfe1dab004 (このIDを非表示/違反報告)
れいす - 今見つけました好きです(早口)続きみたいです！待ってます！！！！！！ (2021年11月8日 22時) (レス) @page34 id: eb14e60512 (このIDを非表示/違反報告)
love＊☆ - あっ、えーっと、続き、ぜひ読ませていただきたいです！作者様のペースで、いつまでも待つので！ (2021年11月5日 9時) (レス) id: b68826d87c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まひろ | 作成日時：2020年5月20日 23時
