番外編 とある一般隊士 ページ18
私は数年前、家族を殺され鬼に復讐するために鬼殺隊に入隊できた一般隊士であり、転生者である
記憶が戻ったのは入ってから少しした後、じわじわと戻ってきた。
鬼滅の刃の世界だと気づいてこんな死亡グラフの高い所に居たくなくてすぐに辞めてしまおうと思った。が辞めかたがわからなくズルズルと数年が過ぎた
重い腰を持ち上げ狩りに行く準備をする。今回は前世でも行ったことのない愛媛だ。
1ヶ月位お世話になったこぢんまりした藤の家紋の家をでて列車で向かう。あっという間に過ぎて行く景色を横目で見ながらずっと着かなければいいのになぁ。と思うが時間は無情だった。
「ゲボッ…」
油断した。
木の上に隠れ辺りをを見回す。声が反響している
「アハハ!お姉ちゃんツバキと遊ぼ!もっともっとあかいの見して!」
ツバキと名乗る鬼は肌という肌を血で塗りたくった幼女のような見た目をしている。
何度か血が流れそれが頬に着いた時、うっとりした表情になり肩を持っていかれた
一瞬だった。
痛みより恐怖を感じ全力で逃げうちの鎹鴉である
自分の心臓の音と呼吸音しかしない。
「みぃつけたぁ。」
「ヒュッ」
見つかってしまった。肩を持って行かれたのがトラウマになったか視界が暗く狭くなる。
よくわからなくて愛刀をぶんまわす。戦場でこんなことをしては行けないのは頭の隅では理解しているが身体が言うことを聞かない
逃げては隠れ逃げては隠れを繰り返す。その間にも身体に傷が増え血も大量に失ったからかふらふらする
そんなときに
「お姉ちゃんも一緒に遊ぶ?ツバキ、お姉ちゃんのあかいのも見たぁい」
増援が来た。ここで意識を失ったら邪魔でしかないが安心を覚えた身体は簡単に意識を落とした
落とした意識のなかでこの世界の主人公の髪みたいな、炎柱様みたいな髪見たいな紅と女性にしては低めの声が聞こえた
「いーよ。頸切りごっこしよや。ツバキちゃんが切られ役な」
懐かしい歌が聞こえる
「〜〜〜〜」
これは確か
理解した瞬間に目が覚めた
周りには誰もいなく藤の家紋の家の人が助けてくれた人は別の任務に行ったことを教えてくれた
それ以来その女性は藤の家紋の家を訪れなかった
怪我が完治した日、左肩が使えなくなった私は鬼殺隊を脱隊した。
あの人にまたどこかで会えるのを楽しみに期待していよう
とある一般隊士の経験談
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くるみ文鳥 - すみません。普通に転トリの小説を書いているはずなんですがどこかに逆トリと書いていましたか? (6月24日 15時) (レス) id: b8cf3c5cb6 (このIDを非表示/違反報告)
♡ - 逆トリはアニメのキャラがこっち側の世界に来る事です。なので主様が作っている小説は普通のトリップだと思います。 (5月15日 23時) (レス) id: b5aa1416ac (このIDを非表示/違反報告)
くるみ文鳥 - 妓夫太郎、妹思いの優しいお兄ちゃんですよね。私も好きです (2022年5月22日 20時) (レス) id: 75ac8b8049 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 妓夫太郎大好き過ぎて 妓夫太郎優しいから (2022年5月14日 15時) (レス) @page8 id: 70be676ed1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くるみ文鳥 | 作成日時:2022年2月26日 18時