鬼滅の世界に転トリしました 2

肆拾陸話 ページ1

善逸side

＿好きやけん、異性として＿

此が横田さんが煉獄さんに残した言葉だった

炭治郎落ち込んでるし、禰豆子ちゃんは横田さんの羽織を着て脱ごうとしないし

そりゃそうだよな横田さん見たいに鍛え抜かれた”音“のする人が死んじゃったんだからな

悲しいし、取り乱すよな

それに、炭治郎も感じているかもしれないけど、横田さん、炭治郎達と似た”音”がする

善「炭治郎！まんじゅう(無断で)もらってきたから食おうぜ！」

き「炭治郎さんがいませぇん！！」

ゴッと音をたてきよちゃんの頭が鼻に激突した

あれー？
視界が回ってる
おかしいな

きよ「ほんとにごめんなさい炭治郎さんどこにも居なくて…」

善「腹の傷かなり深かったんだよね？」
「それでどっかいっちゃつたのアイツ！！
馬鹿なの？」

煉獄さんは、横田さんの目を移植してここに居るし何処に行ったんだよ

しのぶさん、怒ったら怖いんだぞ

し「あらあら美味しそうなお饅頭ですね
何処からもらってきたんですか？善逸君」

…此れは幻聴だ

けしてしのぶさんの声は聞こえてない

し「無視ですか？おーい」

善「い、嫌あぁぁぁあ“あ”あ“あ“あ“あ“あ”！！」




後ろを向くとそこは、地獄の入り口でした＿


善「ゲッソリ」

しのぶさんによる説教(機能回復訓練)、やっと終わった

まんじゅうでこんなに怒られるか？

善「ハァ」

炭「あ、善逸。何かやらかしたのか？」

善「炭治郎ぉ〜。…お前今まで何処ほっつき歩いてたんだ」

炭「えっ。ちょっと待て善逸！あの、実は…」

その後炭治郎に煉獄家の事を聞いた

母親は病気で寝たきり

父親は荒れ狂い

弟は日輪刀の色が変わらず内気な性格

結構複雑な家庭だった

だからかもしれない

あんなに強く、優しい音がしていたのは

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