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第56話 ページ6

気だるく外に出て、駅に向かう。

その時も私は呑気にジミンくんのことを考えてた。





駅に着いたらユリちゃんはすでにそこにいた。
やっぱりユリちゃんってかわいいよね


色白くて、髪の毛綺麗で…




まぁ、ジミンくんのが好きだけど





ユリ「Aさんっ!」





こっちに気付いたユリちゃんは駆け寄って来て、「すみません、急に…」って申し訳なさそうに笑った。



『ここじゃなんだし、お店入ろっか?』



近くのカフェに入ってユリちゃんとお話しすることに。



『話ってなに?』




コーヒーを頼んでる間に聞いてみると、ユリちゃんが真剣な顔に。




ユリ「単刀直入に言いますね…!



私、Aさんの事がっ…!!」





『しー…』





続きを言おうとしてるユリちゃんの顔の前に人差し指を立てる。

続きなんて聞かなくてもわかるよ




『ユリちゃんは、遊び相手。


ごめんね?』




自分でも自分のことをつくづくクソだなって思うよ
ユリちゃん今にも泣きだしそうな顔してるし。



震えた声で、ユリちゃんがいった言葉。







「最後にキスしてください」





その答えもすぐ出て来て、




『しないよ。浮気になるから』




って言ったらユリちゃん泣き崩れちゃってお店のテーブルに突っ伏して泣いちゃった。

私は会計を済ませて店を出た。









今、すごくすごくジミンくんに会いたい

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作者名:はなこ | 作成日時:2018年10月21日 23時

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