女遊びが好きな君と僕…JM【その2】 (ページ20)

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番外編① 第3話ページ20

ーNJ sideー

初めての印象は”笑顔が素敵なひと”

プラスで優しい。

俺が初めての仕事の時、お皿を割っても笑顔で「大丈夫」って言ってくれた。

同い年ってこともあって、本当にすぐに仲良くなった。

ずっと前からの親友みたいに。

くだらない話や、俺の失敗話、彼女の相談だって、ホソクにならなんでも喋れた。

今日もいつものように帰り際におしゃべりする。

今日のホソクはなんだか変で、いきなり背中に抱きついて来た。

NJ「ちょっと、ホソク！？///」

なんだか、すごく照れた。
ほっぺたをつねられて

HS「お前の背中は落ち着くよ」

って言ったホソクは今にも泣きそうで。
背中に顔を埋めているホソクはどんな顔をしてるんだろう。

なぜか心臓が早くなっていく。

しばらくしたらホソクは顔を上げてなんでもないように笑って、帰ろっかって呟いた。

その笑顔はいつもの笑顔とは違ってすごく触れたくなるような笑顔だった。

そしてその日の夜。
彼女に振られた。

「私たちこの関係を続けて居ても先が見えない」

そう言われた。

「あなた、ホソクさんって人の話しかしないじゃない

耐えられない」

とも言われた。

俺、そんなにホソクのこと話してた？

そのことを考えたら恥ずかしくなって顔が赤くなるのがわかった。

NJ「俺、ホソクのこと大好きじゃん…」

彼女に指摘されて、俺は恋してるって気づいたんだ。