女遊びが好きな君と僕…JM【その2】 (ページ26)

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番外編② 第4話ページ26

テヒョンヒョンの真剣な表情は、初めて見たからなんだか心臓がうるさい。

しばらくテヒョンヒョンの仕事っぷりを眺めてたけど、ヒョンが忙しくて全然構ってくれない。

だから、ちょっと外の空気を吸いに店の外に出た。

テヒョンヒョンの話したいことって何かなぁ…

そんなことを考えてるとどこからか出て来たケバい女。

「あのぉ、いまひまですかぁ？」

明らかに顔に合ってないメイクにきつい香水。回らない呂律から相当酔ってるってことがわかった。

JK「暇じゃないんで」

人見知りもあって、軽くあしらうことができたけど←いい事？
女の方は引き下がろうとしない。

もっと僕に絡んで来て腕まで絡めて来た。

JK「やめてください」

少し突き放して、店の中に帰る。
そしたらテヒョンヒョンが周りをキョロキョロ見渡してた。
僕の方を見つけると表情がパァっと明るくなる。

そんなわかりやすいヒョンをみて、僕も思わず口元が緩む。

TH「グク！探したよ！！

いこ！」

手を引かれて店の外に連れ出された。
連れていかれたのはテヒョンヒョンのお家。

TH「グガ、俺、話したいことあるって言ったの覚えてる？」

正座でこっちをみて真面目な顔して話すテヒョンヒョン。

JK「覚えてますよ！」

TH「今から話すこと、俺ほんとに真面目だから…！」

必死な顔して、今にも泣きそうなヒョン。
この状況で何を言われるかなんてわからないほど子供じゃなかった。

僕はテヒョンヒョンの手を握って、

JK「大丈夫です。僕も同じ気持ちです！」

っていうと、テヒョンヒョンはバァッと泣き出して、

TH「グクぅぅ！！大好ぎぃぃぃ！！」

と、ハグをされた。
驚いたけどすぐに背中に腕を回した。

あまりにも勢いよく抱きつくからテヒョンヒョンが僕を押し倒す形になった。

JK「ちょっと、ヒョン？

恥ずかしい…///」

こんな状況、慣れてないもんだから思わず赤面。
そしたらテヒョンヒョン、獲物を捕らえる獣の目になった。

TH「グガから、女物の香水の匂いがする。

気に入らない…」

そう言って唇を押し当ててくる。
ヒョンはいつもおっとりしてるのに夜は積極的で…

僕が下なの！？って思ったけど、テヒョンヒョンが僕を抱きたいなら抱かれてもいいかなって思って…

TH「ジョングク、愛してる」

そう言って重ねられた唇は溶けるくらい熱かった。