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ーYG sideー
バンっと勢いよく扉が開く
突然の事で肩を揺らして驚いた
ビクリと動いた肩に合わせて腕も震えて
手に持っていたカッターが床に鈍い音を立てて落ちていった
『ユンギくん…っ』
そう言って椅子に座っている俺を抱きしめるA
愛しい姿だけど素直に抱きしめ返せる気分じゃない
生暖かい血液が腕を伝って床に落ちた
『あ、』
それを見たAが、俺の腕に目線を移す
先程つけた傷だから赤々しい血が沢山溢れ出てる
『ユンギくん、ごめんね…？』
ごめんね
そんな言葉何回も聞いてる
同じ言葉しか言えないAに少し怒りを感じた
だけど、その"ごめんね"は別のものに向けられた言葉だということがわかった
｢なにしてんだ、A…！｣
Aがドクドクと流れ出ている血液を舐めとって傷口に吸い付いた
驚いて、思わず腕を引っこめようとするけどギュッと腕を握られて離そうとしないA
ちゅっちゅっと、傷口を吸って血液をまるで飲むかのように腕を舐める
｢汚いから…A…｣
俺が消えそうな声でそう言うと、腕から顔を離した
床にあるカッターを拾うA。
嫌な予感がする
『ユンギくん、見ててね？』
そう言ってAはカッターを腕に押し当てて
思い切り引いた
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はなこ(プロフ) - たたろんちーの。さん» 本人達は幸せそうですけどね…← 苦手でしたらすみません<(_ _)> (2018年11月8日 23時) (
レス) id: 03def008c1 (このIDを非表示/違反報告)
たたろんちーの。 - なんか…いろんな意味でこのカップル怖いですねww (2018年11月8日 18時) (レス) id: 9d765c01ad (このIDを非表示/違反報告)
はなこ(プロフ) - maria822960さん» ありがとうございます！頑張ります！！！ (2018年11月8日 17時) (レス) id: 03def008c1 (このIDを非表示/違反報告)
maria822960 - このお話大好きです!更新がんばってください!(#^.^#) (2018年11月8日 17時) (レス) id: 6c2fd244f1 (このIDを非表示/違反報告)
はなこ(プロフ) - グクサランへさん» 心臓はお大事になさってください…（違う）更新頑張ります！ありがとうございます！！ (2018年11月8日 3時) (レス) id: 03def008c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなこ | 作成日時：2018年10月30日 3時
