祓い屋少女と学園七不思議が七番目のお話

探しもの ページ21

《…あたしミサキ…》
“ミサキって…”
七不思議からの電話…!?
《この階の上にある学び舎で
生徒にものを教えていたの
でもここで身を裂かれて殺された
丁度あなたが立っているところでね
ねぇあなた
「あたしの身体探してくださいな」
これじゃあ何も出来ないわ…》
八「ま、待って!葵は…」
《まずは腕
右腕____
この手であたし
白墨を使って字を書くの
急いでね
じきに授業が始まるわ》ｶﾞﾁｬﾝ
ツー…ツー…ツー…
八「切れちゃった…」
ｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｨ
巨大な砂時計?
ｸﾞﾙﾝ
ｶﾞｺﾝｯ
ｻﾗｻﾗ…
光「…ふん
時間制限付きってことかよ」
『あそこに腕を置けば…』
八「先にすすめるのかな…?」
花「さあ?
でも何かは起きるだろうね」
……
光「平気っすよ先輩!
あんなイタ電無視して行きましょうよ!」
花「やめたほうがいーんじゃない?」
『どうして?』
花「それはね
七不思議ってのはね
自分が支配する領域内ではサイキョーなんだよ
俺のバアイトイレね
もし道を外して怒らせたりしたらどーなるか…
試してみたいなら止めないけどぉﾌﾌﾌ」
光「ぐぬ…」
八「ひとまず言われた通り腕を探してみよっか
電話の声からして女の人の右腕よね」
光「先輩がそう言うんなら…」
花「そーそー探しモノも案外タノシーよ
ほら見て少年
おたから発見」←エ○本的な
光「テメー真面目にやりやがれ!!!!」
花「ｱﾊﾊ」
『ちゃんと探してねー』
優珠春さんも呆れてるね
八「も〜私もこっち探してるからね」

いつもと違う?→←…あたしミサキ

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