祓い屋少女と学園七不思議が七番目のお話 (ページ15)

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カナエ? ページ15

寧々ちゃんに見られる事件まで後数時間………

「爆破おはよう〜」
この子はあたしの友達殊根(ことね)
そしてあたしのことを爆破と呼ぶ
『おはよう!………そういえば茶友(さゆ)は?』
殊「さゆ?……誰?その子」
えっ?!
『いつも一緒にいる上滝茶友!』
殊「カミタキサユ?」
『そう!上滝茶友!覚えてないの?てか忘れたの?』
殊「知らないよ?…あっもしかして他の学校の子?教えて!友達になりたい!!!!」
可笑しい
どうして?何で知らないの?

まさか怪異が関係している?
それしか考えられない。
後で花子に聞こう
怪異に聞くのは嫌だけど輝たちも知らないかもしれないし………しょうがないよね
聞き終わったら消滅させる!

放課後
花子いるかな?

寧々ちゃんに見られるまで後数分…
in女子トイレ
いた………
花「あっ!あのとき少年といた子〜!」
あのときの少年って源のことかな?
それより
『花こっ!?』ｷﾞｭｩ
花子!っと呼ぼうとしたら
抱きつかれました………何で?
花「叶絵!叶絵!叶絵!久しぶり!」
さっきから何言ってるの?
『カナエって誰?』
花「何言ってるの?君は叶絵!俺と同じ怪異になったんだね!何年ぶり?嫌ー…最初見たときびっくりして人違いかなぁって思ってたけど近くで見るとやっぱり叶絵!顔も!目も!髪型も!髪の毛の色も!声も!全部同じ!性格は違うけど(ﾎﾞｿ」
めちゃくちゃ早口
全部聞き取れなかった
『あの…あたし「叶絵に会えて嬉しい!」………』
あたし、喋っちゃいけないの?
ものすごい勢いで話される……