物怪が五匹 ページ5
1年A組
寧々「Aちゃん！花子君とどうなったの！？」
貴方「特に何も無いよ」
貴方「それと寧々ちゃん あの男とどういう関係なの？」
寧々「花子くんの事ね！ あれは突然のことだったわ」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
寧々ちゃん 劇場 寧々目線
旧校舎 3階の女子トイレ3番目
ノックを3回 コンコンコン
寧々「ゴクリ…」
寧々「は……花子さん花子さんいらっしゃいますか」
はーあーいー
寧々「っ！？」
返事が聞こえたけど特に異変がない
寧々「なぁんだ 気のせい……」
安心したような 残念なような
？「こっちだよ」
背中が凍りつく
寧々「ひぃ！」
怖さで足が竦む
？「くっ！ははっ！」
寧々(男の子の声……？)
？「大丈夫？」
寧々(透けてる……昔の制服……)
寧々「人魂……あなたは……」
？「俺は怪異さ」
？「学園七不思議の7番目トイレの花子さん」
？「初めまして」
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寧々「とまぁ！こんな出会いで……！」
貴方「(^_^;)…ｧﾊﾊﾊ…ﾊﾊ…ﾊ…」
貴方(随分と本格的だったな)
それから 寧々ちゃんが怪異と縁を結んだ
というのも話してもらった
貴方「なるほど だから嫌でもトイレ掃除をしてるわけね」
寧々「そうなのよー！」
貴方「色々 教えてくれてありがと」
寧々「あのさ もしかして花子くんを祓うの？」
貴方「気分次第ね」(・∀・)
寧々「あのね！花子くんは悪い怪異じゃないと思うの！」
寧々「出会ってから数日だけど……そんな気がするの」
貴方「それを確かめる為に今は様子見……かな」
寧々「ほっ……」
寧々ちゃんが何か言いたげに話す
寧々「ほんと！？良かったァー！」
貴方「あっ！でもまだ祓わないって決めたわけじゃ……」
寧々「Aちゃんも 花子くんの所に行こうよ！」
貴方「えっ！？」ﾅﾝﾃﾞｿｳﾅﾙﾉ??
貴方「私は生徒会があるんですけどっ」
あの後……
寧々ちゃんの押しに負け一緒に行動するようになってしまった、、、
勿論生徒会もやるけど
様子見という事もあり仕方ない
これがきっかけで私達の物語が始まる事も知らずに……
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作者名：草餅 | 作成日時：2020年5月11日 15時
