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ページ17

・・・そういえば・・・ヨコと初めて、オトナのキスをした日のことを思い出した。

・・・あれは17くらいやったか。壁の薄い、東京のホテルの部屋やった。

今思えば・・・キスまでのアプローチめちゃめちゃぎこちなかったのに、いざくちびるを合わせたら妙に上手くて圧倒された。

熱いくちびるが触れるだけで、世界が変わって行くようで、何故か知らずと涙が零れた。

好きで好きで好きで・・・仕方なかった。



「・・・」

くちびるが離れる・・・キミくんの荒い息が鼻先にかかる。

「シンゴさん・・・」

ハァハァと息を抑えながら、目を○ませたキミくんの姿が・・・愛しい。

愛しくて愛しくて、かわいくて・・・仕方ない。

「・・・ごめんな・・・これ以上は無理やわ」

この子と、これ以上どうにかなるなんて・・・やっぱ出来へん・・・。

キミがいるだけで→←愛のチカラ



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作者名:松本 | 作成日時:2020年5月18日 18時

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