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次の朝。まだもやもやしたまんまやし、もうしばらく会いたないなぁと思たのに･･･前を歩く人波に見つけてしまった小さな背中。
｢･･･おはよう、ぶちょー｣
意を決して声をかける。
｢お、おーくら･･･おはよう｣
ぶちょーは笑顔を作ったけど、明らかに動揺してる。
｢･･･｣
｢･･･｣
あんなに毎日、どうでもいいことを喋ってたのに今、話す言葉が見つからない。
｢･･･｣
｢･･･｣
立ち止まる俺たちを、人波がどんどん追い越していく。
｢･･･｣
｢･･･｣
なんだかしょぼくれてるぶちょーのつむじを見つめてたらかわいそうで･･･かわいくて･･･
｢･･･ぶちょー、放課後･･･話あるわ｣
｢？｣
｢教室で待っとって｣
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作者名：松本 | 作成日時：2020年2月2日 21時
