◆◇◆ ページ22
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アホくさ...
と、呆れ返るジヨン。
バナナに食いつきながら
遠慮がちでもきっちり失笑するテソン。
糸みたいな目を垂れ下げたヨンべは
面白くないだの、情けないだの。
こいつらこそ不純だ。不純物そのものだ。
「そんなもんくらいで喜ぶなよ。」
「おいジヨン。これ以上もう何も言うな。」
「だって小学生みたいじゃん。あーつまんねー。」
「何も言うなって言ったばかりだろーが！」
事務所を出ると
揃って向かうのはやっぱりコンビニで
店内を物色しつつ、未だに続くブーイング。
カップ麺を手に取ったジヨンは
人類の進化並みに大きな進展をバカにするけど
別にいいだろ？頭だって髪の毛だって。
重要なのはそこじゃない。
別にいいんだ。今はこれで。
A先生は先生だし、俺は先生の生徒だし
頭よりもっと下にキスしてたら
彼女の罪悪感が、後悔に変わりそうで怖い。
「しょうがねーんだよ...」
「たっぴょん？」
「腹減った。テソン、それ全部ひょんにくれ。」
「え、嫌です。」
キムチを奪い取ろうと伸ばした手は
温厚に見えて実は無慈悲なテソンに弾かれた。
10月の夜は気温も低いのに
安っぽいテーブルの上にはカップ麺が並んでる。
けど、弾かれて丁度良かった。
思わず零した弱音を抹消するため。
咄嗟の作戦で、辛い食べ物は得意じゃないから。
面白くなくても、満足するしかないんだ。
本当に情けないのは、変えようがない自分の歳。
俺が未成年だから。A先生が大人だから。
プラトニックを肯定することでしか
あのキスが道徳に反してないと、言い張れない。
不安なんだよ。
罪悪感に悩んでるんじゃないかって
実はもう、後悔してるんじゃないかって...。
「おー、お前らお疲れー。」
「セブンひょん！お疲れ様です！」
不貞腐れたふりをして黙り込んでいたら
横目に停まった黒い車の窓から、先輩の声がして
ヒラヒラ手を振ってるのは
素顔になると童顔さが増すドンウクひょん。
すかさず立ち上がるヨンべを真似ながら
ひょんも大人の自覚が薄いことを思い出した。
「何やってんだー？」
「おいドンウク！お前こそ何やってんだよ！」
「可愛い後輩とちょっと話すだけですよ。
昔のソジュンひょんはもっと度胸があったのに。」
「社会人なんだから当然だ！」
車から降りるしジヨンの隣に座るし
運転席で慌てるマネひょんの忠告も無視だし
ついでに言うと、芸能人の自覚も薄い。
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はなごん(プロフ) - めゆみさん» お返事が遅くなり申し訳ございません(´；ω；`)趣味と自分の願望で書いただけのお話ですが、そう言って頂けると本当に嬉しいです！！ありがとうございます(´∀｀*)ｳﾌﾌ (2018年4月24日 10時) (
レス) id: 29500166d1 (このIDを非表示/違反報告)
めゆみ(プロフ) - 引退してしまうんですね…(T_T)私も占いツクール楽しませてもらってるんです笑はなごんさんが引退されるのは悲しいけどこれからもはなごんさんの小説をたくさん読もうと思います！ (2018年4月21日 16時) (レス) id: 3fc3098fb4 (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - めゆみさん» 嬉しいお言葉、本当にありがとうございます(TT) 発想力なんて、そんな大それたものではなく、はなごんはただの妄想癖ですよ（笑）引退は本当です…。私自身が、長い間占ツクで楽しませて貰いました！他のお話もめゆみさんに楽しんで頂けたら光栄です*\(^o^)/* (2018年4月20日 21時) (レス) id: f68003b141 (このIDを非表示/違反報告)
めゆみ(プロフ) - 最後まで読んだんですけど、とても面白くて発想力が羨ましいとか思いました…笑はなごんさんのコメントに引退という言葉があるんですけどそうなんですか？もしそうだったら凄く悲しいです(´；ω；`)はなごんさんの小説他のもたくさん読もうと思います (2018年4月20日 21時) (レス) id: 3fc3098fb4 (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - mayuさん» うわぁぁ(ToT)ひとりひとりのキャラまでしっかり見て下さって、めちゃくちゃ嬉しいですぅぅ(´；ω；`)ｶﾝﾄﾞｳ＆ｶﾝｹﾞｷ＆ｶﾝｼｬ 引退しまーすとか宣言しておいてまだ現れてるはなごんですが、もう暫くお付き合いよろしくお願いします(´∀｀*)ｳﾌﾌ♪ (2018年2月27日 9時) (レス) id: d171de40af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなごん
| 作成日時：2018年2月20日 10時
