His current 107 ページ38
大っ嫌い...か。
さすがにそれは凹たれた。
走り出したヌナを引き留めることが出来ずに。
たけど体は反応して、
伸ばした手が宙に浮かんでたのは、躊躇った所為だ。
怒った顔のAヌナ。
横をすり抜けた時、その表情が見えた。
結局、走り去るヌナの背中を見てただけ。
これじゃあの日と同じじゃん。
もう迷惑は掛けませんって。
今までごめんなさいって。
途絶える前の最後の日。あの日と同じ。
次はいつ逢える？
次に逢う日までに、頭の中を纏めよう。
怒ってるAヌナが許してもらう為に、言いたいことを纏めるんだ。
YB「ってそれ。ダメでしょ。」
溜息交じりの独り言。
吐いたと同時に、俺の足はまた動いてた。
せっかく余所行きにしたけど、今日は走ってばかりだ。
けど、そんなのどうでもいい。
ここでまた、Aヌナを追い掛けなかったら。
そんで、またAヌナが消えちゃったら？
そっちの方が、息を切らせて走るよりよっぽど辛いよ。
もう後悔はしたくない。
離したくないんだ。離れて欲しくもない。
Aヌナが好き。
原動力は、たったそれだけ。
ヌナの何を知ってて、どこが好きかなんて。
正直、言葉で説明するのは難しい。
彼女について知ってることは、テウンヒョンよりも少ないだろう。
ちょっと抜けてて、笑うと周りが明るくなるってことぐらい。
それでも好きなんだ。
そんだけでも、Aヌナが好き。
よくわかんないけど、たぶん本能ってやつかな。
Aヌナの隣は、温かい。
Aヌナを想うと、心がふわふわする。
だから一緒に居たい。
あー、クソ。
もっと早く気付けば良かった。
いや、気付きたかった。これは俺の希望。
だってさ。
そしたら、俺たちの間に生まれた溝はこんなに深くなかったでしょ？、
空白の3年だって、無かったはず。
ねぇヌナ。教えてよ。俺に。
何してたの？その3年間。
誰にも盗られたくない。
こんなの、幼稚な独占欲だけど。
YB「あの!!この花作った人はどこに行きましたか!?」
「え？もう撤退しましたけど。」
...は!?嘘だろ!?
駐車場に留まってた時間なんて、ほんの数分。
しかも走って来た。
Aヌナたちが居た場所に戻ると、そこはもうもぬけの殻で。
近くのスタッフに確認して脱力。
あの人、マジで忍者かよ。
得意技は雲隠れの術。的な？←
ってか花屋ってなんだよ!!
もう!!わかんないことだらけじゃん!!
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はなごん(プロフ) - tinyさん» ありがとうございます(￣^￣)ゞ なかなか進まない展開で申し訳ありません( ；´Д｀)ノ 4章で無事にモヤモヤ解決するとは思うのですが…。←オイ (2015年9月26日 0時) (
レス) id: ede3e31580 (このIDを非表示/違反報告)
tiny(プロフ) - 3章お疲れ様でした！！4章楽しみです！！頑張って下さい！！ (2015年9月25日 16時) (レス) id: a409f56818 (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - さあとさん» 人から見れば、大したことのないことでも、ヌナちんは深手だったんですよね...。はなごんは短楽的な輩なので、ヌナちんのような経験はないのですが←。なのでムジュカシイデス....(._.) (2015年9月25日 9時) (レス) id: d171de40af (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - さあとさん» 人から見れば、大したことのないことでも、ヌナちんは深手だったんですよね...。はなごんは短楽的な輩なので、ヌナちんのような経験はないのですが←。なのでムジュカシイデス....(._.) (2015年9月25日 9時) (レス) id: d171de40af (このIDを非表示/違反報告)
さあと(プロフ) - ヌナちん…素直が一番いいんやけどな…今までの経験で、そういう性格になったんやろな…ヨンベ君、がんばれ！ (2015年9月25日 7時) (レス) id: 922fb22c2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなごん
| 作成日時：2015年9月9日 21時
