His current 104 ページ35
SR「Aヌナ!!なんで!?どうしてここにいるの!?何やってるの!?」
A「...。」
19時ピッタリに、ここに到着した。
取材陣が入るから、身なりを整えて。
沈んでた気分が浮上したのは、スンリの言葉に顔を上げたから。
驚いた所為で、耳がキーンと痛くなりそうな大声。
だけど、怒る気は秒殺で消え失せた。
瞬きを忘れたAヌナが、大きく口を開けてる。
俺たちと同じで、ビックリしてるんでしょ？
GD「ヌナ。これ副業？」
A「...あ、うん。」
一時停止が解けたばかり。ヌナの返事は小さく簡潔。
しまった。また出遅れた。
誰よりも先に始動すると決めたのに、またしてもジヨンに先越されてしまった俺。
YB「お花屋さん？」
A「うん。」
慌てて、と言っても5歩で着く。
足元に散らばる花を弄るジヨンの元へ行き、エプロン姿のAヌナに声を掛けた。
Aヌナと話をしよう。
とにかく話したい。
そう思って、さっきVISIONに行ってきた。
その意気込みを挫いたのは、会社に居なかったヌナの所為じゃない。
YB「Aヌ...
A「ごめん。悪いけど忙しい。」
挫いても起き上がる。
今度は、俺がヌナを追い掛けると決めたんだ。
なんでNB2に居るのか。
だって、ここでこれから開催するのって、NONAGONの新作発表イベントだ。
日本語講師のヌナが花屋？
副業って、なんで？
でっかいフラワーアートの横に立ってて、ベージュのエプロンに結んだ髪の毛。
裏付けはあるけど、疑問もある。
YB「じゃぁ、後で話せる？」
A「終わったらすぐ帰るから。」
話したいことリストに追加事項があったから、困ってるAヌナに諦め悪く食らいついて。
けど、ハッキリと拒絶。即座に断られた。
あー。
テウンヒョンが言ってたこと。
本当かもしれない。
"Aはお前との関わりを嫌がってる"って。
信じたくないけど、納得できる。
再会しからずっと、ヌナは俺を拒んでた。
以前のような人懐こさは皆無。
距離を置いてる。別人のみたいに。
"俺はあいつを尊重するよ。だからAを守る。"
ヌナの代わりにVISIONで会ったのは、テウンヒョン。
引き留められて、話をした。
"ヨンベ、お前は諦めろ。"
テウンヒョンは、たぶんヌナが好きだ。
ヒョンの敵意は感知した。鈍感な俺でもね。
諦めろ？
ううん。諦めないよ。
例えこの想いを粉々にされたって、何度だって繋ぎ合わせる。
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はなごん(プロフ) - tinyさん» ありがとうございます(￣^￣)ゞ なかなか進まない展開で申し訳ありません( ；´Д｀)ノ 4章で無事にモヤモヤ解決するとは思うのですが…。←オイ (2015年9月26日 0時) (
レス) id: ede3e31580 (このIDを非表示/違反報告)
tiny(プロフ) - 3章お疲れ様でした！！4章楽しみです！！頑張って下さい！！ (2015年9月25日 16時) (レス) id: a409f56818 (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - さあとさん» 人から見れば、大したことのないことでも、ヌナちんは深手だったんですよね...。はなごんは短楽的な輩なので、ヌナちんのような経験はないのですが←。なのでムジュカシイデス....(._.) (2015年9月25日 9時) (レス) id: d171de40af (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - さあとさん» 人から見れば、大したことのないことでも、ヌナちんは深手だったんですよね...。はなごんは短楽的な輩なので、ヌナちんのような経験はないのですが←。なのでムジュカシイデス....(._.) (2015年9月25日 9時) (レス) id: d171de40af (このIDを非表示/違反報告)
さあと(プロフ) - ヌナちん…素直が一番いいんやけどな…今までの経験で、そういう性格になったんやろな…ヨンベ君、がんばれ！ (2015年9月25日 7時) (レス) id: 922fb22c2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなごん
| 作成日時：2015年9月9日 21時
