His current 90 ページ21
狡賢こい見栄が無くなり、
これでもう丸裸。
後ろめたさも無くなった。
ただそれは、メンバーに対してってだけで。
それこそ、メンバーだから通用する。
長年連れ添って蓄積した信頼度。
Aヌナには、こうも行かない。
じゃぁ、何をすればいい？
どうすれば俺は、罪を償えるのか。
YB「とにかく、頑張るよ。俺。」
TP「フハッw。テソン君、小学生なのは俺じゃなくてヨンベだろ？w」
DL「そうみたいですねw。下手な作文の括り文ですか？w」
遠慮なく笑い出す、大きな長男。
テソンも皮肉を言って、呆れた顔でわざとらしい溜息を吐いて。
SR「ヨンベヒョン!!!責任は重大ですからね!!!Aヌナからすれば、ヒョンは最低最悪のポイ捨て野郎です!!!」
YB「ポっ...ポイ捨てじゃねーよ!!」
GD「くっくっくっw。けど、今のはスンリの勝ちだなw。」
聞き捨てならないセリフは、すぐさま否定。
けど、肩を揺らすジヨンのジャッジ。
赤と青の対決の結果。
チュンリが正論とか、確かにーとか。
その他2名の審査員も、判定は2票とも青だ。
つまり、満場一致で俺の負け。
YB「捨てたわけじゃないじゃん。」
SR「ちょっとヒョン!!言っときますけどね、そういうところがダメなんですよ!!」
YB「スンリのくせに生意気。」
だから負けず嫌いを発揮。
スンリの言ってることの意味。
ほんとはちゃんと、理解してるけど。
離れてったのは、Aヌナの方。
知らないうちに居なくなって
いつの間にか、跡形も無く消えていた。
俺だって、その先を願ってたよ。
だけど、責める権利は無い。むしろマイナスかも。
それほど深く、Aヌナを傷付けたんだ。この俺が。
GD「で、念のため確認するけどさ。」
YB「ん？」
ビーニーを脱いだジヨンは、
染めたばかりの真っ赤な髪を掻き上げると、
イタズラな表情で俺を覗き込む。
GD「今のヨンベは、Aヌナのこと好きなわけ？」
YB「今の俺って言うか...。たぶん、ずっとそうだったんだと思う。」
鈍感で、自分の気持ちにすら疎い。
俺ってさ、大切なことに気付くのが、いつも遅いんだ。
Aヌナとの、その先。
それを願ってたのは過去じゃない。
過ぎ去った人なんかじゃなく、今も願ってるよ？Aヌナ。
止まってた時計が、動き出すように。
チクタクチクタク......
秒針が未来を刻み始めて、
今度は俺が、Aヌナを想い続ける番。
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はなごん(プロフ) - tinyさん» ありがとうございます(￣^￣)ゞ なかなか進まない展開で申し訳ありません( ；´Д｀)ノ 4章で無事にモヤモヤ解決するとは思うのですが…。←オイ (2015年9月26日 0時) (
レス) id: ede3e31580 (このIDを非表示/違反報告)
tiny(プロフ) - 3章お疲れ様でした！！4章楽しみです！！頑張って下さい！！ (2015年9月25日 16時) (レス) id: a409f56818 (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - さあとさん» 人から見れば、大したことのないことでも、ヌナちんは深手だったんですよね...。はなごんは短楽的な輩なので、ヌナちんのような経験はないのですが←。なのでムジュカシイデス....(._.) (2015年9月25日 9時) (レス) id: d171de40af (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - さあとさん» 人から見れば、大したことのないことでも、ヌナちんは深手だったんですよね...。はなごんは短楽的な輩なので、ヌナちんのような経験はないのですが←。なのでムジュカシイデス....(._.) (2015年9月25日 9時) (レス) id: d171de40af (このIDを非表示/違反報告)
さあと(プロフ) - ヌナちん…素直が一番いいんやけどな…今までの経験で、そういう性格になったんやろな…ヨンベ君、がんばれ！ (2015年9月25日 7時) (レス) id: 922fb22c2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなごん
| 作成日時：2015年9月9日 21時
