人生ゲーム Level.3

133 = Jiyong's room ページ41

今度2人に会った時、もうくっついてて幸せそうだったらどうしようか。

俺、どんな顔すんだろ？

笑って祝福してやれんのかな？




JY｢よかったな？くっくっくｗｗ｣
YB｢うんｗ。｣



って、ちゃんと笑顔でそう言えた。

けど2人ってのは、ヨンべとAじゃねーしｗ。



SR｢ぼーんちゃん♡｣
ぼん｢スーンちゃん♡｣



今度会った時にくっついてたのは、スンリとぼん。←

ベタベタしやがって、ウザイったらない。



この2人の場合、遅かれ早かれこんな日が来るのはわかってた。

予想以上のイチャつきぶりに、かなり引いてはいるけど。←





TP｢ジヨンまで悪いな？｣
JY｢全然いいよｗ。だってアイミさんには世話になったしｗ。｣
ｱｲﾐ｢なったか？私あんたの世話したか？｣←


でっかいバックパックに、サイズの合わないサングラス。

世界一周旅行にでも出発しそうなアイミさんに、｢言葉の綾です｣って返事した(苦笑)。



初めて彼女と会った夜に戻ったみたい。

この人が仕事の出来る経営コンサルタントだなんて、このスタイル見たら絶対思わねーよｗ。←



けど現実はそうなんだし、だから彼女は発ってしまう。

急激に経済成長を遂げた中東の...なんとかって国へ。←




月曜の朝。

今日は俺も、T.O.Pに集合。

タッピョンのサングラスをしたアイミさんを、みんなで一緒に見送る為。




ﾘﾝｺ｢ねーたまぁ、テレビ電話してね？絶対だよぉ？｣
ぼん｢スンちゃんとぼんの写真、いっぱい送るだね!!｣←
ｱｲﾐ｢それ、要らないｗ。｣←


おいコラぼん、それは迷惑行為だぞ？←

だいたいスンリ、ほんとにこんな奴が好きなのか？本気か？←


SR｢いっぱい写真撮ろうねー？ぼんちゃん♡｣
ぼん｢だねー♡｣←



...本気だ。←


最上級に幸福そうに笑ってる。

くっくっくｗ。

ま、それならいっか？ｗ



DL｢そろそろ時間じゃないですか？｣
ﾘﾝｺ｢やだぁ!!(泣)｣
DL｢またワガママ言って。リンコちゃん、ヌナが困るだけだよ？｣



前髪が短くなったリンコの頬をふわんと包んで、テソンが｢泣かないで？｣って。

こっちもこっちで甘ったるい。←



チラっとヨンべを見ると目が合って、お互い苦笑いだ。





｢あの...さ。｣


螺旋階段の前で、ずっと黙ってたA。

長女の出発を寂しがってんのかと思ったけど。



｢...。｣


グっと口を結んで、羽織ったパーカーの裾をギュっと握り締めて。


そして彼女は、ゆっくりと前へ進み出た。

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