119 = Jiyong's room ページ27
YB「Aが辛かった時に、俺は傍に居なかったけど。今は一緒に居るじゃん。」
「...うぇ...うぅ...。」
その言葉がAの涙腺を刺激したのか。
それとも、泣くのを堪えきれなくなっただけか。
どっちにしてもAは今、ヨンベの胸に顔を埋めて泣いている。
ぐすんぐすんって、俺に見せた泣き顔とはまるで違う。
YB「俺だけじゃないよ?Aにはみんなも居るじゃん。みんなに少しずつ分けようよ?大丈夫だから。ちゃんと受け止めるから。」
「ヨンベ君...うぅー...うわぁーん!」
俺らからは、ヨンベの後姿しか見えねー。
けどAの体が、すっぽりと収まってんのはわかる。
ヨンベがAを連れて出てった時。
3人で顔を見合わせて、慌てて追いかけた。
あの境界線の前に立たせて、Aを怯えさせて。
何してんだよって、気でも狂ったのかと思ったんだ。
TP「ヨンベが1歩リード。だな?」
SR「1歩だけですか?」
JY「うるせー...。」
わかってるよ...。
1歩なんて生温いもんじゃねーって。
もう2人が見えねーくらい、その差は開いた。
TP「お前、あれ見てもまだ諦めないつもりか?」
SR「誰がどう見たってあの2人...あっ(汗)」
JY「誰がどう見たって、あの2人は両想い。...だよな...。」
勝敗は、もう明らか。
俺のは恋。
ヨンベのは、愛だ。
嫌われたくなくて、彼女に優しく接してた。
会えれば何の問題もねーじゃんって、ほんとは俺だってそれは違うとわかってたのに。
ヨンベはそれを、真っ向から挑んで。
Aを想って、正しい自分を貫いた。
敗因はそこ。
って、これ負け惜しみ。
この勝負の結果を悟ったのはさっき。
一緒に居るのは俺なのに。
彼女と一緒に居ると、いつもそう感じる。
近くの俺より、遠くのヨンベを伺うA。
その眼差しは俺と同じだから、嫌でも気付いちまったよ...。
YB「タッピョン。ごめん(苦笑)。」
TP「いや、結果オーライ。」
SR「ヨンベヒョン、ぐっじょぶでーす♪」
YB「おいスンリ。お前もいい加減ちゃんとしろよ。」
SR「へ?」
まだ泣いてるAを抱き締めながら、ヨンベは振り返って。
俺と目を合わせると、なんとも言えない複雑な表情。
JY「俺行くわー。仲良しのお2人さん、ちょっと退いてくれる?」
「あ、ごめんジヨン(汗)」
お姫様が恋をしたのは、俺じゃない王子。
そのうちちゃんと消化するけど、今くらいは捻くれたっていいだろ?
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はなごん(プロフ) - 13さん» シモーブはあるよ!!心の中にいつでもね!!←。タプのスイッチオフしたときのギャップは萌えしかない。※びっぺんあるある (2015年3月20日 22時) (レス) id: 836ea536f4 (このIDを非表示/違反報告)
13(プロフ) - シモーブってありそうでキョワイわ!!タプのプライベートのギャップに萌え萌えなのよ!!←タプ落ち着くわぁぁぁ////←どの目線やーw この後の展開もめっちゃ楽しみにしてまーす♪( ´▽`) (2015年3月19日 13時) (レス) id: 465b35c9dc (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - りんごっち。さん» あきひさんの謎は...おほほほ♪←。おスンかっこいい!!わたしもこんなスンリならアリかもーー!!!←超上から。ジヨンせんせのターンは、もう少し待ってくださいね?(;_:) (2015年3月18日 13時) (レス) id: 305f4c9fd2 (このIDを非表示/違反報告)
りんごっち。(プロフ) - あきひってだれやぁ(笑)おスンかっこいーっ(。>∀<。)はなごんさんのおスンは超たいぷ!←実物は!?(笑)そしてじよんセンセも幸せにしてあげてくださいねー(TдT) (2015年3月18日 11時) (レス) id: b713576d72 (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - Mari Tomimagaさん» まりさん!!睡眠不足ダメですよー(;´・ω・)ノでも嬉しいです( *´艸`)面白すぎだなんて...///。ありがたや~( ;∀;)ノ 最近わたし、妄想と現実の区別がつかなくなってきてます←。シェアハウスしてる気分です。← (2015年3月18日 10時) (レス) id: 305f4c9fd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はなごん | 作成日時:2015年3月9日 18時