89 = My room ページ44
JY｢実はちょっと前から来てさー、準備してー、そんでAを呼びに行ったんだよ。あー、ほら。えーっと、ぼんを買収したんだ。あいつの髪、白くなってただろ？営業中に特別許可して、俺が染めてやったの。｣
｢そっかｗ。｣
視線をあっちこっちさせながら、自分の髪を触ったり服を直したり。
ラグに座ったジヨンが饒舌なのは、照れ隠し？ｗ
手が落ち着かないのが嫌なのか、ウロウロと探検中のチビちゃんを呼んで、自分の膝に座らせた。
JY｢で、Aは座んねーの？｣
｢いえｗ。お邪魔しますｗ。｣
まだ突っ立ったままの私に、おいでおいでをすると。
眩しそうに目を細めて、白い歯と笑顔を溢した。
ワンコとジヨンの組み合わせｗ。
なんか可愛いｗ。
それと、同時に懐かしさも。
ウビンとの初デートも、こんな風だったな。
あの時は夏だったけど、木陰でお弁当を広げて。
すごく暑い日だったのに、飽きることなくずっとおしゃべりしてたっけ。
｢それには何が入ってるの？ｗ｣
JY｢あー、適当に買ってきただけだけどｗ。｣
すとんと座ったのは、ジヨンの前。
向かい合うとバスケットを開けて、出てきたのはキンパやトッポッキやパジョン。
並んだ屋台の定番メニューに、なんでも興味津々のワンコは鼻をクンクンくっつけてる。
JY｢おいコラｗ。お前はダメｗ。｣
ﾁﾋﾞ｢くぅ〜ん...。｣
JY｢A、ちょっとチビ持ってて。｣
｢うんｗ。｣
チビちゃんを受け取ると。
まだ何か出てくるのか、ジヨンはまたバスケットに手を突っ込んだ。
ひひ♪なんて笑って、絶対悪巧みしてるでしょ？
｢嘘？ｗ昼から飲む気？ｗ｣
JY｢いーじゃんｗ。A、酒飲めるんだろ？聞いたからな？ｗ｣
出てきたのは、冷えた缶ビールが2本。
悪戯っ子みたいに笑いながら、｢密告者はぼん｣ってｗ。
プシュっと開封して渡すから、もう受け取るしか選択肢ないじゃんｗ。
まったくｗ。
ぼんちゃんったら余計なことをｗ。
JY｢かんぱーい♪｣
｢あはｗ。かんぱーいｗ。｣
それなーに？って、缶の底をペロペロするチビちゃんは無視。
多めの一口をグビっとすると、苦味のある炭酸が喉を下って行った。
ジヨンと居ると、どうしてもウビンを思い出す。
だって、やっぱ似てるんだもん。
あの人の思い出は、まだ痛い。
でも今は、少しだけ楽。
春の気温の所為か、昼から飲んだお酒の所為...かな？
90 = Jiyong's room→←88 = My room
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 226人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はなごん(プロフ) - はなさん» おはよんべごじゃます＼(^o^)／ほんと、主人公ちゃんの環境羨ましいですよね(｡-_-｡)そして私も大好きです←真面目に受け取る奴。私のコメントなんて、酔ってないのに酔ってるみたいなテンションですけども///あ、たまにほんとに酔ってますけども///← (2015年3月10日 8時) (
レス) id: 836ea536f4 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - ｺﾝﾊﾞﾝﾜ♪羨ましい環境の主人公にﾊｧﾊｧしながら、読ませて頂いております(*´ω｀)そして作者よりのはなごんさんのコメントに毎回笑わせていただいております。大好きです(*ﾟ∀ﾟ)今後の3人の恋の行方楽しみにしてます。 (2015年3月9日 21時) (レス) id: b7cba5c504 (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - いぶちょさん» いえいえ！こちらこそ新鮮なネタをありがとうございます！！← (2015年3月9日 20時) (レス) id: 836ea536f4 (このIDを非表示/違反報告)
いぶちょ(プロフ) - ぎゃあ(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))ありがとうございます〜〜。・°°・(＞_＜)・°°・。 (2015年3月6日 17時) (レス) id: 76c1df3590 (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - いぶちょさん» てへぺろり(/ω＼)←。これ、ジヨンベのです!!いぶちょさん!!よかった気付いてくれて!!自惚れじゃないですよ~( ^)o(^ ) (2015年3月6日 10時) (レス) id: 305f4c9fd2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はなごん
| 作成日時：2015年2月19日 14時
