88 = My room ページ43
｢はい？｣って返事をすると、ドアの向こうは無言。
おかしい。
ここの住人は、返事をすれば勝手に入ってくる。ヨンべ君でさえもそうだ。←
ノックに反応して起きたチビちゃんが、ベッドから下りてドアの前へ。
みんなじゃないのは確定。
だけど誰だかわかってるのか、ふわふわの尻尾はブンブンと動き回っていた。
ﾁﾋﾞ｢わん♪わんわん♪わぉん♪｣
｢ほんとに？ねーチビちゃん、ほんとに平気？｣
早く開けろって、そんな顔で私を見て。
警戒心はあるけれど、ここは家の中。
今日はぼんちゃんが休みだし、危険人物の不法侵入は無い...よね？
そーーーっとドアに近付いて、ほんの数センチだけドアを開けてみると...
｢え？ジ...ジヨン？｣
JY｢うん、俺。｣
チビ｢わん♪｣
JY｢お？チビだ♪｣
ピョンっと顔を見せたのはジヨンで、隙間に体をねじ込んで喜ぶチビちゃん。
なんで？なんでここにジヨンが？
確かに今日は月曜日。
だからぼんちゃんも休みだし、となると必然的にジヨンも休み。
でもなんでここに？
JY｢くっくっくｗ。ぼんに入れてもらったんだよｗ。｣
｢あー、そっか。｣
顔に書いてあったんだろう。
変わった笑い声を漏らしながら、疑問を晴らしてくれた。
Who(誰が)とHow(どのように)は解決。
でも、まだ疑問は残ってる。
JY｢A、時間ある？忙しい？｣
｢ううん、大丈夫だけど...。｣
視線を足下に流して、首の後ろを掻きながらそう言って。
チビちゃんを抱き上げた彼の耳は真っ赤っか。
JY｢よかった♪ちょっと俺に付き合ってくんない？｣
｢はっ!?待ってジヨン!!(汗)私...
JY｢わかってる。行くのは屋上。｣
耳を赤く染めてるくせに。
微笑む瞳は、どこか妖艶で。
片方だけクイっと上がった口角。
Why(なぜ)
残る疑問の答えは、屋上にあった。
JY｢じゃーん♪｣
｢ジヨン...。これ、何？｣
私は、この家の外には出られない。
でも屋上は別で、外気を感じる唯一の手段。
屋外であっても、ここは建物の敷地内だから。
それならって...素直に従ったんだけど...。
両手を広げて得意気なジヨンが、キラキラの笑顔で私に披露したのは...
JY｢ピクニックしよーぜ♪今日天気がいいだろ？｣｣
｢ピクニック...？｣
屋上には、屋根部屋らしからぬ豪華な造りのタプの部屋があるだけ。
でも今日はそこに、タータンチェックのピクニックラグが敷かれて、籐のバスケットまで準備されていた。
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はなごん(プロフ) - はなさん» おはよんべごじゃます＼(^o^)／ほんと、主人公ちゃんの環境羨ましいですよね(｡-_-｡)そして私も大好きです←真面目に受け取る奴。私のコメントなんて、酔ってないのに酔ってるみたいなテンションですけども///あ、たまにほんとに酔ってますけども///← (2015年3月10日 8時) (
レス) id: 836ea536f4 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - ｺﾝﾊﾞﾝﾜ♪羨ましい環境の主人公にﾊｧﾊｧしながら、読ませて頂いております(*´ω｀)そして作者よりのはなごんさんのコメントに毎回笑わせていただいております。大好きです(*ﾟ∀ﾟ)今後の3人の恋の行方楽しみにしてます。 (2015年3月9日 21時) (レス) id: b7cba5c504 (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - いぶちょさん» いえいえ！こちらこそ新鮮なネタをありがとうございます！！← (2015年3月9日 20時) (レス) id: 836ea536f4 (このIDを非表示/違反報告)
いぶちょ(プロフ) - ぎゃあ(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))ありがとうございます〜〜。・°°・(＞_＜)・°°・。 (2015年3月6日 17時) (レス) id: 76c1df3590 (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - いぶちょさん» てへぺろり(/ω＼)←。これ、ジヨンベのです!!いぶちょさん!!よかった気付いてくれて!!自惚れじゃないですよ~( ^)o(^ ) (2015年3月6日 10時) (レス) id: 305f4c9fd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなごん
| 作成日時：2015年2月19日 14時
