83 = My room ページ38
リンコちゃん特製の漢方茶を飲んだら、
体の芯から温まって、知らないうちにまた寝てたらしい。
次に目覚めたのは、お昼過ぎ。
二度寝なんて、私的には珍しい。
体を起こすと、頭は軽くなっていた。
頭痛が治まって、ぎゅるるるってお腹の虫の訴え。
空腹は、生きてる証拠だ。
泣くのもそう。
痛いのだって、私が生きてるから。
死んじゃったら、何も感じない。
そう思わない？お母さん。
首を鳴らして肩を回して。
いつもより遅い、寝起きの定番運動。
ベッドから足を下ろすと、もうひんやりとはしなかった。
春になったんだなー。
買ったばっかのラグ、無駄遣いだったかも。
｢あれ？おはよう、ねーたま。仕事は？｣
ｱｲﾐ｢おはよ、A。帰国した次の日くらい休ませてもらったわよｗ。｣
リビングに下りてくと、開けっ放しのバルコニーからねーたまの声。
タプのスウェットを着たねーたまが、タプと同じタバコを吸っていた。
タプとスンちゃんは寝てる時間だし、他のみんなは仕事の時間。
ここには誰も居ないと思ってたから、ちょっとびっくりしたけど、嬉しいサプライズ。
ｱｲﾐ｢昼食べるー？お腹空かなーい？｣
｢食べる♪ねーたま作ってくれんの？♪｣
ｱｲﾐ｢やだ。疲れた。｣
ふーっと煙を吐き尽くすと、一服を終えたら｢Aが作ってよｗ｣って。
よくよく見渡せば、ピッカピカのリビング。
掃除機より雑巾派ってくらい綺麗好きのねーたまが、朝から磨き上げたんだろう。
｢わかったｗ。ちょっと待っててね？｣
ｱｲﾐ｢頼むよー♪｣
いつも忙しい人なのに。
ほんとなら、まだシモーブで仕事だったのに。
他でもない私の為に、スケジュールを調整してまで帰って来てくれた。
お昼ごはんくらいじゃ全然足らないけど、少しはねーたまに恩返ししたい。
キッチンに立つと、久しぶりにラーメン以外の料理。
トントンと包丁を動かして、フライパンでジャっと炒めたのはカレーピラフ。
ねーたまが世界各国から集めたスパイスは、かなり役に立つ。
お皿に盛ると、2人しか居ないからキッチンカウンターに並んだ。
｢どぉ？｣
ｱｲﾐ｢うまい♪｣
｢やった♪｣
親指を立てて誉めてくれて、もぐもぐしてる1番上のお姉ちゃんに安心感。
女の子の中では、私がマンネ。
強がって本音を隠すときもあるけど。
お姉ちゃん達からすると、やっぱり私ってマンネなんだね？
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はなごん(プロフ) - はなさん» おはよんべごじゃます＼(^o^)／ほんと、主人公ちゃんの環境羨ましいですよね(｡-_-｡)そして私も大好きです←真面目に受け取る奴。私のコメントなんて、酔ってないのに酔ってるみたいなテンションですけども///あ、たまにほんとに酔ってますけども///← (2015年3月10日 8時) (
レス) id: 836ea536f4 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - ｺﾝﾊﾞﾝﾜ♪羨ましい環境の主人公にﾊｧﾊｧしながら、読ませて頂いております(*´ω｀)そして作者よりのはなごんさんのコメントに毎回笑わせていただいております。大好きです(*ﾟ∀ﾟ)今後の3人の恋の行方楽しみにしてます。 (2015年3月9日 21時) (レス) id: b7cba5c504 (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - いぶちょさん» いえいえ！こちらこそ新鮮なネタをありがとうございます！！← (2015年3月9日 20時) (レス) id: 836ea536f4 (このIDを非表示/違反報告)
いぶちょ(プロフ) - ぎゃあ(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))ありがとうございます〜〜。・°°・(＞_＜)・°°・。 (2015年3月6日 17時) (レス) id: 76c1df3590 (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - いぶちょさん» てへぺろり(/ω＼)←。これ、ジヨンベのです!!いぶちょさん!!よかった気付いてくれて!!自惚れじゃないですよ~( ^)o(^ ) (2015年3月6日 10時) (レス) id: 305f4c9fd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなごん
| 作成日時：2015年2月19日 14時
