78 = Yongbae's room ページ33
いつか、Aが助けを必要とした時。
他人が何を言おうと、自分だけは彼女を守る。
それが、幼馴染の決意だった。
安易だし、単純過ぎる。
なのに、なるほどって納得できる不思議。
男にしかわかんないよな。これって。
TP｢Aが婚約してたのは？｣
YB｢うん。聞いた。｣
TP｢その後...母親が死んだのは？｣
YB｢それも聞いた。｣
リビングには、他にもこの話を聞いてる人達が居る。
だけど全員黙り込んで。
ジヨン以外は、その先を聞くのを拒むみたいに、苦しそうに痛みを見せた。
TP｢アイツ、自分の所為だと思ってるんだ。自分の所為で、母親が死んだと思ってるんだよ。｣
YB｢え...？どういうこと？｣
TP｢父親が作った借金にどうにもならなくなって、母親がAの婚約者に金を借りようとしたんだ。その婚約者ってのが、大富豪だったからな。｣
どうしてAのお父さんが消えてしまったのか。
どうしてAのお母さんが、Aを残して逝ってしまったのか。
どうしてAの婚約者は、1人になった彼女を見捨てたのか。
残っていた疑問が、1つ1つ明かされて。
本人から言わせたがってたヒョンは、もう既に後悔してるらしい。
美術館の銅像みたいなポーズで、両手で頭を抱えて｢あー...｣って。
ｱｲﾐ｢あの子、1人で罪を抱えてる。贖罪できないまま、ずっとね。｣
ﾘﾝｺ｢Aチンの所為じゃないって、何度も言ったんだよ？でもね？今でもきっと、自分を罪人だと思ってるの。｣
ぼん｢その罪を思い出す人に会いたくないから、Aはこの家から出なくなっただよ。少しの偶然でも、あの子にとっちゃ大事件だから。｣
どうしてここの住人は、守るばかりでAを外へ出そうとしないのか。
その理由が、やっとわかった。
負った傷の深さは、俺なんかじゃ共感してやれないだろう。
だって、全く同じ体験をしてないから。
だからごめん...。
理由はわかったけど、理解は出来ない。
可哀相だとは思うよ？
この話を聞いたら、それって人として当然でしょ？
YB｢ヒョン。｣
TP｢おう。｣
YB｢それと、ジヨン。｣
JY｢俺？｣
たださ、もう手遅れなんだ。
例えAに嫌われても。
YB｢俺、好きにするから。いいでしょ？｣
TP｢フハｗｗ。｣
JY｢それ、宣戦布告？ｗ｣
"そうですか。じゃぁ僕は手を引きます"って。
その段階は、とっくに通り越した。
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はなごん(プロフ) - はなさん» おはよんべごじゃます＼(^o^)／ほんと、主人公ちゃんの環境羨ましいですよね(｡-_-｡)そして私も大好きです←真面目に受け取る奴。私のコメントなんて、酔ってないのに酔ってるみたいなテンションですけども///あ、たまにほんとに酔ってますけども///← (2015年3月10日 8時) (
レス) id: 836ea536f4 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - ｺﾝﾊﾞﾝﾜ♪羨ましい環境の主人公にﾊｧﾊｧしながら、読ませて頂いております(*´ω｀)そして作者よりのはなごんさんのコメントに毎回笑わせていただいております。大好きです(*ﾟ∀ﾟ)今後の3人の恋の行方楽しみにしてます。 (2015年3月9日 21時) (レス) id: b7cba5c504 (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - いぶちょさん» いえいえ！こちらこそ新鮮なネタをありがとうございます！！← (2015年3月9日 20時) (レス) id: 836ea536f4 (このIDを非表示/違反報告)
いぶちょ(プロフ) - ぎゃあ(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))ありがとうございます〜〜。・°°・(＞_＜)・°°・。 (2015年3月6日 17時) (レス) id: 76c1df3590 (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - いぶちょさん» てへぺろり(/ω＼)←。これ、ジヨンベのです!!いぶちょさん!!よかった気付いてくれて!!自惚れじゃないですよ~( ^)o(^ ) (2015年3月6日 10時) (レス) id: 305f4c9fd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなごん
| 作成日時：2015年2月19日 14時
