46 = Jiyong's room ページ1
火曜日の朝は、普段より少し気合いが入る。
それは、週初めの1発目ってのもあるし。
1日振りに、あの子に会えるから。
なのに今朝は、
念入りにセットした髪は、なんか気に入らねー。
鏡の前でグシャグシャにして、結局帽子で誤魔化した。
一昨日振ってた春小雨の跡は、すっかり乾いて陽射しがキラキラ。
1人暮らしには広いマンションを出て、まずはT.O.Pに向かった。
重い木の扉を開けると。
SR｢おっはよ〜ごっざいま〜す♪ジヨンヒョ〜ン♪♪｣
JY｢酒くっせ。｣
爽やかな朝には似合わない、酔っ払いのスンリ。
気分は最高♪って顔して、フラフラと抱き着いて来た。
JY｢ヒョン(苦笑)。スンリ飲み過ぎ？(苦笑)｣
TP｢悪いなジヨンｗ。常連さんに、さっきまで飲まされてたんだよｗ｣
カウンターの中のタッピョンは、
おそらくスンリと同じか、もしかしたらそれ以上に飲んでるはずなのに。
平然とシラフで、首を鳴らしながらショットグラスを拭いている。
この人が酔ってるとこ、1回も見たことないやｗ。
酒の強さでヒョンに敵う奴なんて、この世にいんのかな？ｗ
YB｢ジヨン、おはよ〜♪｣
JY｢おうヨンベ。元気かー？｣
店の奥のテーブル席から、座ったまま仰け反ったヨンベ。
無害そうに笑って、｢元気だよ♪｣っつって。
少しも見慣れない。
あの子がアイツと一緒に居る場面。
ヨンベと挨拶してる時も、何食わぬ顔で彼女を盗み見た。
俺になんか興味は無さそうで、黙ったままコーヒーを口に運んでる。
YB｢ねーA。｣
｢ん？何？｣
挨拶が済んだヨンベは、向きを直して彼女を呼んだ。
何か話してんのに、2人して小声でなんも聞こえねーし。
｢あ、いいじゃんそれｗ。｣
YB｢でしょ？♪｣
殆ど毎日、この光景を見てたけど。
休みの1日開けた今日は、一昨日までとはまるで違う。
こんなに笑う子なの？
あんなに話す子なの？
静かにそこに居るだけだった彼女の、俺が知らない部分。
やっぱ今日は、なんか気に入らねー。
JY｢一緒にいい？｣
YB｢え？ジヨン？｣
｢...っ!?｣
フツフツ燻ってた火が、一気にブワっと燃え広がった。
まだ、間に合う？
カウンターの中のタッピョンも、酔っ払いのスンリも。
いつもとは違う席に座った俺に、手を止めてまで驚いてて。
JY｢Aちゃんだよね？ジヨンです、よろしく。｣
｢あ...はい。よろしく...。｣
けど俺、君と知り合いたいんだ。
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はなごん(プロフ) - はなさん» おはよんべごじゃます＼(^o^)／ほんと、主人公ちゃんの環境羨ましいですよね(｡-_-｡)そして私も大好きです←真面目に受け取る奴。私のコメントなんて、酔ってないのに酔ってるみたいなテンションですけども///あ、たまにほんとに酔ってますけども///← (2015年3月10日 8時) (
レス) id: 836ea536f4 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - ｺﾝﾊﾞﾝﾜ♪羨ましい環境の主人公にﾊｧﾊｧしながら、読ませて頂いております(*´ω｀)そして作者よりのはなごんさんのコメントに毎回笑わせていただいております。大好きです(*ﾟ∀ﾟ)今後の3人の恋の行方楽しみにしてます。 (2015年3月9日 21時) (レス) id: b7cba5c504 (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - いぶちょさん» いえいえ！こちらこそ新鮮なネタをありがとうございます！！← (2015年3月9日 20時) (レス) id: 836ea536f4 (このIDを非表示/違反報告)
いぶちょ(プロフ) - ぎゃあ(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))ありがとうございます〜〜。・°°・(＞_＜)・°°・。 (2015年3月6日 17時) (レス) id: 76c1df3590 (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - いぶちょさん» てへぺろり(/ω＼)←。これ、ジヨンベのです!!いぶちょさん!!よかった気付いてくれて!!自惚れじゃないですよ~( ^)o(^ ) (2015年3月6日 10時) (レス) id: 305f4c9fd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなごん
| 作成日時：2015年2月19日 14時
