【YOU】#62 ページ17
風邪を完治させるのに、6日かかった。
食べ物を扱う仕事をしてる以上、ウィルスは完全に断ってからじゃないと店にいけないもん。
高熱は3日目までで、あとは下がりきらない熱に悶々とする日々。
風邪薬を飲んで寝て。
ハム氏の奥さんが作ってくれた、栄養いっぱいのスープを飲んで寝て。
7日目の朝には、すっきり快調♪←
シェアハウスの同居人もハム氏夫婦も、あたしが元気ないと淋しいって。
もちろん、ｊｉｊｉ夫婦も心配してくれてた。
ヘイルさんが、オレンジのゼリーを作って持ってきてくれたし。
ウギョンさんは｢ちゃんと私に甘えてね？｣って、凄く嬉しいこと言ってくれて。
やっぱりあたしが出会う人達は、優しい人ばかりだ。
兄『おいA。ここいいな♪ガイドブックにも載ってない穴場な感じが♪』
『載るわけないじゃん。屋台だよ？』
で、今日兄ちゃんが渡韓。←
病み上がりで、しかもｊｉｊｉで仕事もして来た。
いや、それはいんだよ。
久しぶりのお菓子作りは、楽しかったもん。
今日来るのは知ってたけど、まさか早速ガイドさせられるとは(苦笑)。
兄『ヤスもいいと思うよな？こういう穴場♪』
ﾔｽ『おうｗ。住んでるだけあるよｗ。Aに頼んでよかったな？ｗ』
『ヤス兄、当たり前でしょ？ｗｗ』
あたしを挟んで、両隣には兄ちゃんとヤス兄。
兄ちゃんの会社は小さいし、社員と言っても10人弱。
あたし達はカウンターに座って、残りの社員さんは後ろのテーブルで盛り上がってる。
懐かしい笑顔のヤス兄が焼酎の緑色の瓶を傾けて、まだ少しお酒が残ってるあたしのグラスの注いでくれた。
『韓国ではね、全部飲み切ってから注ぐんだよ。』
ﾔｽ『ふぅん。そうなの？』
昔と、何も変わってない。
おサルっぽくて、笑った顔が相手を油断させる。
人懐こくて、でも兄貴気質の頼り甲斐がある人。
ﾔｽ『彼氏はできたか？ｗ俺と別れて随分経つぞ？ｗｗ』
『できなーい。でも、ヤス兄のことはもうぜーんぜん好きじゃなーい。』
だけど、ちょっと無神経で。
なのに、そんな所も憎めない。
兄『いくつん時だった？お前ら付き合ってたのｗ』
ﾔｽ『俺が24で...
『あたしが22歳。』
大人になったばかりのあたしが、大好きだったヤス兄。
あの頃は、『ヤス』って呼んでたな。
当時もBIGBANGが大好きだったけど。
ちゃんと、現実で恋をしてたんだ。
ヤスに振られて、あたしは夢の世界に逃げ出した。
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はなごん(プロフ) - あの、さん» 過去のものを読み返すと、書いた本人もそう思います。なので、改善と錯誤しながら書かせて頂いてます。ご指摘ありがとうございましたo┐ (2016年10月26日 0時) (
レス) id: f68003b141 (このIDを非表示/違反報告)
あの、 - 矢印ばっかりでとても読みにくいです。 (2016年10月26日 0時) (レス) id: 7d900a5c55 (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - かなみんこさん» こちらもありがとうございます♪はなごん、自分でもこのお話好きでして、ウサギちゃんがお気に入りです( *´艸｀) (2015年8月28日 9時) (レス) id: d171de40af (このIDを非表示/違反報告)
かなみんこ(プロフ) - こんにちは！今回も楽しく読ましていただきました！なんせテソペンの私はニヤニヤしながらあっという間に読んでしまいました！また次の作品を読ましてもらいまーす！ (2015年8月27日 18時) (レス) id: 99e10b3754 (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - ななみさん» 5回目!!!わーい♪嬉しいです(*ﾉωﾉ)私の妄想をこんな風に形に残してよかったなーと思いました(*´ω｀)ﾃﾍﾍ。 (2015年6月3日 9時) (レス) id: 305f4c9fd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなごん
| 作成日時：2014年9月18日 11時
