His memories 54 ページ8
「珍しいな、ヨンベ。」
「ジヨンと一緒じゃないのか？」
YB「うん。1人だよ。」
買い物は中断。
そんな気分じゃなくなった。
中途半端な戦利品をマネヒョンに預けて、向かったのはnb。
ここなら安全だし、2階に上がってしまえば声を掛けてくるのは同業者。文句も言われない。
「酒飲めたっけ？」
YB「飲める飲める。ぜんぜん平気でしょ？」
家には帰りたくなかった。
嫌でも、さっきの光景を思い出すから。
どこか騒がしいところに居れば、あの目を振り切れると思ったんだ。
一瞬だけ合ったナラの目。
元通りに戻すと、穏やかに微笑んでいた。
安心し切った、ナラの表情。
あんな顔、俺は知らない。
YB「はぁ...。」
片手で目を覆って、項垂れて。
左足でリズムを取りながら、アルコールを胃の中に入れ続ける。
もうすぐ、誕生日なんだけどな。俺の。
色々とショック。重なった現実が、かなりショックだ。
正直、フラれた時より衝撃がデカいよ。
あっという間に、過去にされてた。
そんなもん？
俺が未練たらしいだけ？
「ヨンベ、飲み過ぎだよ。」
YB「...。」
どれだけここに居て、どれだけ飲んだんだろう。
聞き覚えのある声がして顔を上げると、定まらない視界に居たのはAヌナ。
YB「あれ？なんで？」
A「呼んだのはヨンベでしょ？ちょっと、ねぇ大丈夫？」
YB「へへへｗ。」
あーそうだ。そうだったそうだった。
メールが来たんだ。Aヌナから。
元気にしてる？って。
絶妙なタイミングでしょ？ヌナって凄いや。
なんだか無性に会いたくなって、俺がここに呼んだんだ。
Aヌナなら、怒ったり呆れたりしないから。
A「もう没収。これ以上は飲んじゃダメ。」
YB「ヤだよ。まだ飲める。」
相当な量を飲んだ。
Aヌナと飲んだ時なんか、非じゃないくらい。
予想に反したヌナの行動に、見当違いに腹を立てる俺。
取り上げられたグラスを奪還しようと手を伸ばしたら...
A「わっ...。」
YB「...。」
足元がフラついて、それをヌナが受け止めて。
体勢的には、Aヌナと抱き合う形。
A「ほら。帰ろ？ね？ヨンベ。」
YB「ヌナ...。」
いや、形じゃない。
ちゃんと抱き合ってる。俺とヌナ。
そんでやっぱ、ヌナは怒ってもないし呆れてもない。
優しく背中を擦られて、不思議と安心できて。
今1番近い人の首元で、目を閉じた。
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はなごん(プロフ) - まのかさん» まのかさん、読むの早っ！！でも嬉しいでーす♪あたしも好きでーす！！！←調子乗ったな、あたし。最後ブッコミましたよ(￣▽￣)b ヲホホホホ(￣▽￣)b (2015年9月17日 23時) (
レス) id: ede3e31580 (このIDを非表示/違反報告)
まのか(プロフ) - 2章が読み終わりましたーーーー！ はなごんさーーーん 好きぃぃぃぃぃ ←いきなりかいｗｗｗ そして べべたん 芋すぎｗｗｗｗｗ てか最後の最後でぶっこんできましたねぇｗｗｗｗｗ ドキドキドキドキ (2015年9月17日 23時) (レス) id: d28b484508 (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - はるさん» おひさしぶりです(o^^o)3章に突入しまして、絶賛迷走中ですが(←)続きもしっかりと頑張ります♪ありがとうございまーす(⌒▽⌒) (2015年9月11日 19時) (レス) id: ede3e31580 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - お久しぶりです ＼(^o^)／ 私 読みながら号泣しちゃってますww 続きも楽しみです♪ (2015年9月11日 16時) (レス) id: 97ebea80be (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - tetuko1105さん» よんべっちくん。今はちーと子供です。だってまだ、髪の毛白くする前ですもの。←その違いか (2015年9月9日 18時) (レス) id: ede3e31580 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなごん
| 作成日時：2015年9月5日 10時
