His memories 53 ページ7
立ち直った？
そう見えるかもね。
スケジュールは詰まってる。
大切なファンは俺たちを待ってるし、それを裏切るなんて出来ない。
個人の問題だ。
そんな真似が簡単にできるほど、俺は無責任じないから。
生きてれば腹も減るじゃん。
面白いことがあれば、笑うじゃん。
ナラと別れて3ヶ月。
思い知った。失恋で人は死ねないってこと。
それがいくら、世紀の大失恋でも。
ただ。
もう吹っ切れたかと言うと、それも違う。
初めての人だから。
初めて、深い愛情を交えた人。
まだ胸に残ってる。
短かったけど、恋人だったナラ。
彼女も同じだと思ってた。
3ヶ月経っても、その間に1度だってコンタクトが無くても。
俺が、男として不足してた部分。
それを補えば、また戻れる。
どこから湧く自信？
その確信を、なんで持てる？
思い込みって、タチが悪い。
別れる時、ナラは言ってたじゃん。
"ごめん"って。
ちゃんと聞いてなかったんだな。俺。
耳で聞いてただけで、彼女の心を無視してた。
だからダメだったんじゃん。
俺は俺のことしか考えてなかった。
自分の欲を、相手に押し付けてただけ。
YB「ヒョン、疲れた？w」
マネ「暑い..。ヨンベ、ちょっと休ませろ。」
その日は、丸っと1日オフで。
春になったし、新しい服でも買おうかなーって。
マネヒョンに付き合ってもらって、狎鴎亭のロデオ通りに来ていた。
YB「ダイエットしたらいいじゃんw」
マネ「俺は別にいいんだよw。」
オフだってのに、付き添いは必須。
とくに人が多い場所だから、1人で出歩くのは危ないし。
不便だけど仕方ない。
休みだったマネヒョンにも申し訳ない。
ぐるぐる歩き回って疲れたらしいマネヒョンと、休憩できる店を探してまた歩き回る。
YB「......ナっ...
ナラ。
そう呼ぼうとして、そこへ向かおうとして。
咄嗟に口も足も止めた。
街を見回してるうちに目に入ったのは、ガラス張りのカフェ。
その中にナラが居た。知らない男と2人で。
ガラス張りって、なんの為にあるんだよ。
彼氏とイチャつく元カノを見つける為？
あーそうか。
足踏みしてるのは俺だけ。
ナラはあっという間に、俺を過去に出来たんだ。
ガラス越しに目があって。
一瞬驚いてたけど、すぐに視線は逸らされた。
それが証拠だ。
ナラにとって俺は、過去の存在だってこと。
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はなごん(プロフ) - まのかさん» まのかさん、読むの早っ！！でも嬉しいでーす♪あたしも好きでーす！！！←調子乗ったな、あたし。最後ブッコミましたよ(￣▽￣)b ヲホホホホ(￣▽￣)b (2015年9月17日 23時) (
レス) id: ede3e31580 (このIDを非表示/違反報告)
まのか(プロフ) - 2章が読み終わりましたーーーー！ はなごんさーーーん 好きぃぃぃぃぃ ←いきなりかいｗｗｗ そして べべたん 芋すぎｗｗｗｗｗ てか最後の最後でぶっこんできましたねぇｗｗｗｗｗ ドキドキドキドキ (2015年9月17日 23時) (レス) id: d28b484508 (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - はるさん» おひさしぶりです(o^^o)3章に突入しまして、絶賛迷走中ですが(←)続きもしっかりと頑張ります♪ありがとうございまーす(⌒▽⌒) (2015年9月11日 19時) (レス) id: ede3e31580 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - お久しぶりです ＼(^o^)／ 私 読みながら号泣しちゃってますww 続きも楽しみです♪ (2015年9月11日 16時) (レス) id: 97ebea80be (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - tetuko1105さん» よんべっちくん。今はちーと子供です。だってまだ、髪の毛白くする前ですもの。←その違いか (2015年9月9日 18時) (レス) id: ede3e31580 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなごん
| 作成日時：2015年9月5日 10時
