My memories 67 ページ21
誰が強いって？
誰が忘れたいって言った？
突き放したのは私で、出て行こうとしたのはヨンベ。
だけど、一緒に出て行くことにした。
タイミングは最悪だけど、ちゃんと話したいのかもしれない。
そう思ったから、テウンを納得させたの。
ここにはたくさんの社員が居るはずなのに、連れて来られた場所は奇妙なほど静寂で。
理不尽に責めるヨンベを、酷い奴って思いつつ百歩譲って黙って耐えてた。
YB「Aヌナの俺への気持ちって、そんな軽いもんだったの？」
A「...。」
なのに、それは無いでしょ。
どうしてそんな事が言えるの？
私の気持ちの重さ。
それ知らないのって、ヨンベ自身だと思う。
悔しい。
ヨンベのバカ。
あまりにも残酷な彼の所為で、涙が溢れ出すのは自然の原理。
最初から大粒の涙が、次から次へと零れてく。
YB「あ...Aヌナ...えっと...」
A「う...うぅ...」
途端に慌てふためくヨンベ。
見られないよう俯くけど、しゃくりあげる声は止まらない。
もう、全部やめよう。
これ以上は無理だよ。
これ以上は、頑張れない。
A「私がいつ、軽い...気持ちで、ヨンベを好きだったって？」
YB「...。」
嗚咽と一緒に、口調は途切れ途切れ。
だけど、意思はしっかりとしてる。
A「知らないでしょう？私が、どれだけヨンベを好きだったか。」
YB「...。」
だからなのか、黙って聞く側は交代した。
苦しそうな表情するのは、君じゃない。
傷付いたのだって、君じゃないよ。
全部ヨンベが悪い。
誰にでも優しくして、ほんとは全然優しくない。
大っ嫌いだ。
ヨンベなんて、大っ嫌い。
いつも好き勝手に、私を振り回して。
何度も諦めようとした私に、期待を与えて。
挙句の果てには、私を抱いたの。
どうせ私は、いっときの寂しさを埋めるだけ相手なのに。
俺は忘れてないとか言わないで。
A「フラれたのに、バカみたいに期待してた。でも、時間の無駄だったみたい。」
YB「そんなこと...
A「もう迷惑は掛けません。今までごめんなさい。」
YB「...。」
蓋をして封印していた、素直な感情。
結局吐き出すことは出来なかったけど、もういいや。
想いの全てを、ヨンベが否定した。
だから、ヨンベが傷付くのは間違ってる。
ヨンベも勝手だけど、私も同じくらい勝手だ。
私が想い続けてたことなんて、彼は知らなかったんだから。
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はなごん(プロフ) - まのかさん» まのかさん、読むの早っ！！でも嬉しいでーす♪あたしも好きでーす！！！←調子乗ったな、あたし。最後ブッコミましたよ(￣▽￣)b ヲホホホホ(￣▽￣)b (2015年9月17日 23時) (
レス) id: ede3e31580 (このIDを非表示/違反報告)
まのか(プロフ) - 2章が読み終わりましたーーーー！ はなごんさーーーん 好きぃぃぃぃぃ ←いきなりかいｗｗｗ そして べべたん 芋すぎｗｗｗｗｗ てか最後の最後でぶっこんできましたねぇｗｗｗｗｗ ドキドキドキドキ (2015年9月17日 23時) (レス) id: d28b484508 (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - はるさん» おひさしぶりです(o^^o)3章に突入しまして、絶賛迷走中ですが(←)続きもしっかりと頑張ります♪ありがとうございまーす(⌒▽⌒) (2015年9月11日 19時) (レス) id: ede3e31580 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - お久しぶりです ＼(^o^)／ 私 読みながら号泣しちゃってますww 続きも楽しみです♪ (2015年9月11日 16時) (レス) id: 97ebea80be (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - tetuko1105さん» よんべっちくん。今はちーと子供です。だってまだ、髪の毛白くする前ですもの。←その違いか (2015年9月9日 18時) (レス) id: ede3e31580 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなごん
| 作成日時：2015年9月5日 10時
