His memories 49 ページ3
Aヌナの助言の通り
まず謝って、ナラの許しを得た。
"ヨンベオッパ、愛してる。"
"ナラ。俺も同じ。俺も愛してる。"
好き以上の言葉を贈ったのは初めてで。
それは心から湧いて出たものだった。
恐る恐るだったけど、初めて触れる愛しい子の温もり。
これ以上の幸福は、きっと無い。
無いと...思ってた。
"待ってよオッパ。私には私の友達が居るんだよ？"
"でも心配なんだ。オッパの気持ち、わかってくれるでしょ？"
幸福の日からすぐだ。
彼女の気持ちが、変化したのは。
大切に思うから、閉じ込めておきたい。
誰の目にも触れさせたくない。
ナラがどこに居るのか、海外に居ても気になって気になって。
連絡が途絶えると、それがたったの1時間でも気が気じゃない。
傲慢な独占欲が生まれ、見当違いの嫉妬ばかり。
それをナラに押し付けて、共有を強制して。
"どうして？どうして変わっちゃったの？"
"俺は変わってない。変わったのはナラだよ。"
ただ心配だっただけ。
ただ、目の届く場所に居て欲しかっただけ。
いつでも俺のことを考えて？
他の事は、考えないで。
"ごめんなさい...。ごめんなさい...。"
"ごめんなんて、言わないでよ...。"
ナラを繋いだ鎖は、彼女にとっては茨だったらしい。
愛しくて堪らないから、ナラの全てを独占したかった。
それは間違いだと教えてくれたのは、泣きながら俺に別れを告げたナラ。
"私は、オッパと同じ様には愛せない。自分の可能性を潰したくないの。"
そうだね。
俺はナラの未来を、危うく閉ざすところだったよ。
愛しいがゆえに、自分のこの手で。
"ヨンベオッパの愛は、私には窮屈でした。"
泣かないで。
何度も謝らないでよ、ナラ。
俺が惨めになるでしょう？
もうわかったから。
俺は大丈夫だから。
これが最後なら、何もないように笑って欲しい。
きっと忘れられないから
君に逢いたくなった時、君の笑顔が思い出せるように。
_______
YB「なんでAヌナが泣くんだよ。」
A「うぅ...。ごめん、辛いのはヨンベだよね？」
失恋しても、廃人にはなれない。
時間に追われ世界を飛び回って、むしろその方が気が紛れた。
どうしてAヌナは
こんなどうしようもない俺の為に、
そんなに綺麗な涙を、流してくれるの？
ジヨンも言ってるじゃん。
ヌナが泣く事じゃないって。
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はなごん(プロフ) - まのかさん» まのかさん、読むの早っ！！でも嬉しいでーす♪あたしも好きでーす！！！←調子乗ったな、あたし。最後ブッコミましたよ(￣▽￣)b ヲホホホホ(￣▽￣)b (2015年9月17日 23時) (
レス) id: ede3e31580 (このIDを非表示/違反報告)
まのか(プロフ) - 2章が読み終わりましたーーーー！ はなごんさーーーん 好きぃぃぃぃぃ ←いきなりかいｗｗｗ そして べべたん 芋すぎｗｗｗｗｗ てか最後の最後でぶっこんできましたねぇｗｗｗｗｗ ドキドキドキドキ (2015年9月17日 23時) (レス) id: d28b484508 (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - はるさん» おひさしぶりです(o^^o)3章に突入しまして、絶賛迷走中ですが(←)続きもしっかりと頑張ります♪ありがとうございまーす(⌒▽⌒) (2015年9月11日 19時) (レス) id: ede3e31580 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - お久しぶりです ＼(^o^)／ 私 読みながら号泣しちゃってますww 続きも楽しみです♪ (2015年9月11日 16時) (レス) id: 97ebea80be (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - tetuko1105さん» よんべっちくん。今はちーと子供です。だってまだ、髪の毛白くする前ですもの。←その違いか (2015年9月9日 18時) (レス) id: ede3e31580 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなごん
| 作成日時：2015年9月5日 10時
