大西流星短編集4 (ページ37)

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まさりゅちぇページ37

『まさちゃん！』

久しぶりに見る生の正門くんはやっぱりかっこよくてドキドキする

｢流星～｣

そう言う正門くんの腕の中にすんなりと収まる
僕は、昔から割とスキンシップが多かったからこうやってハグしてても不思議に思われない

『ふふっ、よしくんだ』

正門くんにだけ聴こえる声で呟く
耳を真っ赤にしながらも僕の頭をそっと撫でてくれる
正門くんの手は大きくて優しくて安心する

｢誰ときたん？｣

『え？風雅やで』

｢遠かったやろ？変な人になんもされへんかった？｣

大ちゃんも相当な心配性やけど、正門くんもなかなかにやばい
やけどそれが愛やって知っとるから嬉しくなる

そして、わざわざここまで来たんは、こないだ大ちゃんと行こうと思ったけど、なんや、大ちゃんと僕がおると正門くんはいい気がしないみたい
口では言わへんけど、いつも以上にくっついてくるし、僕と大ちゃんの間に入ってくる
そんな正門くんを可愛いな～なんて思っとるのは僕だけの秘密

ほらね、風雅と来たって言うたら安心した顔しとる

｢終わったら家まで送ってくな｣

『あ、でも、風雅』

｢風雅はほら、｣

『なんで小島に捕まっとんの？笑』

｢仲ええらしいで？｣

『えぇ、たすは僕と仲良しなんに～』

｢ええやん、帰ろうや｣

『ん～、、、帰る♪やから今日も頑張ってきてな』

｢ありがとう｣

ちゅっとおでこに口付けをされた
顔が赤く染ってくのがわかる

『もぅ！』

｢流星が可愛いから｣

『大ちゃんみたい！、、、あ』

｢やっぱり今日は俺ん家泊まり｣

正門くんの笑顔に頷くことしかできひんかった僕は、その夜久しぶりに正門くんの腕の中で眠りについた

『よしくん、好きやで』

まだ眠っている正門くんにそっとキスを落とした

fin

リクエスト頂いたので書いてみました(*ᴗˬᴗ)最近、まさりゅちぇが少ないのでネタがなかったのですが
少しでも癒しになってくださればと思います。