大西流星短編集4 (ページ19)

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Happy Birthday ページ19

8/6の夜、東京のホテルに着いた

明日はドームのリハやけど、俺らが出演させてもらった番組があるから自然と俺と流星の部屋にみんなが集まってきた

番組始まってすぐ流星は18歳の誕生日をむかえる
ほんまはふたりきりで祝いたかったんやけど、たくさんの人から愛されとる流星はそうもいかんし、それにみんなで番組を見たいのも本音や

やけど、、、

なんやこの状況
ベッドに腰掛けとる流星をはっすんが膝で挟んで、流星もニコニコしとる

なんやねん！！！！

道「あっ！流星くん誕生日やないですか！」

長「ほんまや！3分すぎとる！」

道長「おめでとうございます！」

大「流星、おめでとう！」

丈「おめでとう！」

高「おめでとうございます！」

「流星、おめでとう」

はっすんに抱きしめられとる流星の手を取りこちらに引き寄せ伝えた

大「ほんま、大ちゃんは独占欲強いな～」

『みんな、ありがとう』

それからはテレビを見ながら収録中の裏話なんかもして
1時間はあっという間に過ぎた

それぞれの部屋に戻っていき俺と流星のふたりきりの時間
プレゼントをもらって嬉しそうに眺めとる流星を後ろから抱きしめた

「流星おめでとう」

『うん、ありがとう』

「生まれてきてくれてありがとう」

『うん』

「俺と出逢ってくれてありがとう」

『大ちゃん』

「ん？」

くるんと俺の方を向くと
少し俯きながら頬を染めた流星

「流星？」

『いつも愛をたくさんくれてありがとう。大好き』

目を瞑った流星の顔が近づき

ちゅ

ほんの一瞬やけど流星の唇が俺の唇に重なった

リハあるし我慢せなって思っとたけど
こんなん無理や

再び唇を重ね
だんだんと深く濃いキスをしながら、流星を押し倒した

「18歳おめでとう」

さらさらの前髪を上げておでこにキスをおとした