ほら君が笑うと (ページ6)

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お家デートページ6

『きょろちゃんなんて知らへん』

「こめんって」

なんで今こんな状況やっていうと、、、

今日は流星の家にきて
いわゆるお家デートってやつをしよる

映画見て、流星の手作りご飯を食べて
眠くなってきたからゲームしよったんやけど

『きょろちゃん』

「ん？」

『なんかしよ』

「ええよ」

『なんする？』

「んー」

画面に視線を落としたまま答えた俺が原因

100%俺が悪いんやけど

怒った流星は壁側を向いてベッドに横になった

「流星」

「流星～」

「ごめんって」

何言うても反応せんから
流星を抱きしめるようなかたちで俺も横になった

「なぁ、流星」

『きょろちゃんなんて嫌いや』

「俺は流星好きやけど」

『ずるい……』

はぶてる流星が可愛くて
やけどもう話すよりも早く伝わる方法を俺は、俺らは知っとるから

「もう黙って」

流星を俺の方に向けて唇を重ねる

『んっあ、きょろんっ』

流星が口を開いたと同時に舌を忍ばせ、流星の舌と絡ませる

流星に胸をとんとんとされ
頬を赤く染め涙目で見上げられる

あかん、ほんまそそる

「続きする？」

『ふぇ、』

「流星から言ってくれたらするで？」

『意地悪』

「どないする？」

『きょろちゃん……しよ？///』

自分で言うたけど
そない可愛く頼まれたら無理やって

そのままキスをしながら押し倒し
甘い時間を過ごした

ほら君にこんなにもドキドキさせられてる
心だけじゃなくて君の全てが欲しいんだ