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96 side流星 ページ47
大ちゃんと久しぶりのキス
何回もしとんのに、初めてした時みたいにドキドキした
大ちゃんの言葉になんだか安心して
安心すると同時に自分のしたことが恥ずかしくなって、大ちゃんの顔を見れへん
大 「なぁ、流星、ラジオの収録あるやんな、そん時さ、２人でご飯食べ行かへん？」
流 「え」
大 「最近、２人で過ごせてへんし」
大ちゃんがどんな顔をしとんのか覗くと、いつもみたいに緩んどんのやなくて真剣な顔やった
ラジオの収録日
その日は午前中だけ学校に行かなやったから、大ちゃんが迎えにきてくれた
大 「おかえり」
当たり前のように助手席の扉を開けてくれた
流 「ありがとう」
シートベルトをしてもう出れるんに出発せん大ちゃん
流 「でらんの？」
大 「いや、なに食べるか決めてへんかったから」
流 「えっと、、、」
なに食べたいとかはなかった
ただ大ちゃんとおれるだけで幸せやったから。
やから大ちゃんとの時間を誰にも邪魔されんとこがよかった
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作者名：ましろ | 作成日時：2018年12月4日 0時
