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帰りの車内
駅まで流星を送りよったら、運転しよる俺の顔を覗き込んで
流 「大ちゃん？なんかあった？」
そう聞かれた
流星は観察力が人より丈とる
小さい頃からこの世界におったからってのもあると思うねんけど
大 「なんもないで」
流 「、、、そっか」
それから駅まで無言の時間が続き
"ありがとう"その一言だけ言って流星は帰っていった
大 「はぁ」
家に帰り部屋に入ると大きなため息をつく
嫌やわぁ
せっかく前向きになれるとこやんに、こんな壁にぶつかるなんて
そして日が経ち
公演中の休憩なんかで流星が他のメンバーに可愛がられる
嬉しいことやのに胸が締め付けられる
謙 「大橋くん！やめてください笑」
奥の部屋から笑い声が
あ〜、最近はっすん誰かにキスすんのハマっとるみたいやなぁ
こないだ正門と２人餌食になったし(苦笑)
あの歳になってちょっと気持ち悪いねんな〜
やられよる方もかわいそうやな笑
って、あっ、俺もかもしれんな
俺もみんなからそんなん思われとんのかも、、、
ソファに座とった俺の隣にドサッと座ったのは正門と、さっきまで向こうではしゃぎよったはずのはっすん
正 「まーた、いらんこと悩んどんのやろ？」
大 「いらんことっていうか…」
和 「何悩んどんのー？」
大 「悩みっていうか、俺がさ、おおにっちゃんに好きとかキスとか迫ってたん周りから見たら気持ち悪かったんかなって思って」
正門とはっすんは顔を見合わせ笑った
正 「いやいや、今更やろ笑」
和 「むしろ、大ちゃんが流星にそんなんしてない方が心配やわ笑」
俺にとっては当たり前やったけど、周りにとっても当たり前のことやったんか
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作者名：ましろ | 作成日時：2018年12月4日 0時
