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76 side 龍太 ページ27

康 「流星ってさ、こんな大吾のこと心配しよったけ?」

大吾を心配して慌てて走り去った流星の背中を見て、康二がふと呟いた

龍 「しよったんちゃう?あの2人には2人にしかわからんなんかがあるしさ」

俺には普段と変わらんように思えるしな

康 「俺とるたくんみたいやね♡」

龍 「いややわぁ(笑)恭平なんか言ってや」

冗談めかして言ったら
遠ざかる流星の背中を細めで見つめながら

恭 「いや、羨ましいなって思って」

龍 「羨ましい?」

俺と康二の関係が羨ましいってことか?

康 「龍太くん好きなん!?」

龍 「なわけないやろ〜笑」

恭 「はい」

龍 「いや、真顔で言われたら、なんか傷つくわ」

康 「恭平?」

恭 「なんもないです!道枝たちんとこ行っときます」

聞こうとしたけどこれ以上聞かれたくなかったみたいで、恭平も行ってもうて、康二と目を見合わせた


康 「恭平なんか悩んどるんかな、、、」

誰よりも後輩思いな康二は、自分のことのように悩んでまう
いいところでもあり、悩みすぎてしまうのも問題やな

龍 「後で聞いてみよか」

康二1人やなくて俺も一緒に支えたいと思った

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作者名:ましろ | 作成日時:2018年12月4日 0時

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